長弓寺(ちょうきゅうじ)~大和十三佛第九番霊場~ [大和十三佛霊場巡り]
※2017年3月22日の記事
昨年春にスタートした”大和十三佛霊場巡り”もいよいよラストとなりました。
そのラスト十三番目の霊場は奈良・生駒市にある、
『長弓寺』です☆
石段の上にあるこちらの本堂は国宝に指定されており、
鎌倉中期の奈良地方における代表的建築物です♪
檜皮葺屋根と四隅のとんがり具合やソリの感じが、
重厚かつ繊細ないい趣きをかもちだしています
(全体が入りきらなかったので暗いですが写真追加!)
『長九寺』は僧行基の開基と伝えられ、
御本尊は木造十一面観音立像(重文)です。
これまた重文の黒漆厨子内に安置されています。
本堂内には釈迦・阿弥陀・四天王の仏像もあり♪
こちらの「大師堂」には、
大和十三佛の御本尊”勢至菩薩”が祀られています。
”勢至菩薩”は一周忌の守り佛・午年生れの守本尊といわれているので、
午年生まれの方はぜひお参りへ♪
こちらのお堂には”不動明王”が祀られています。
そしてお堂の前には「金剛水」なるもの☆
なんでもこの水には洗浄の徳があり香には遍照法界の徳があるそう・・・
心身に本性清浄な香と大悲の金剛水を注げば、
垢や穢れを除き浄められます。
そしてここに流れる水は本堂十一面観音さまの足元に湧く自然水で、
お不動さま御宝前にて香を加えてお加持したというとても有難いお水なのです♪
そしてこちらは「なで五古杵」と呼ばれるもの。
お大師さまが胸にあてて持っておられるモノを大きくした、
お大師さまの身体と見て、
手でなでてその手を自身の祈願の場所にあてるとご利益があるとのこと。
最近は肩コリが酷いので肩を何回か撫でると軽くなった!(ような気がします)
最後に御朱印を頂き、
これにて『大和十三佛御朱印巡拝』は満願達成です♪
昨年春からスタートしましたが、
思ったより長く時間がかかりかなりの達成感
少しは自分を見つめ直すことが出来たかな?
最初に拝観した寺院の記憶が薄れていく前に、
次回はちょっと振り返りたいと思います!
<長弓寺>
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