曾爾高原(そにこうげん)~夏は緑の絨毯~ [奈良・旅行]
奈良県東北端は三重県境に接する曾爾村(そにむら)は奈良の難読地名には、
俱留尊山と亀の背に似た亀山を結ぶ”曾爾高原”が山麓に広がります![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
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直射日光が暑い(^-^;
ここは駐車場から約5分ほど歩いた標高720mの青少年自然の家前ですが、
まだ平坦だったにもかかわらず気温30℃はもう汗が噴出中。
※8月28日
2月から3月にかけて毎年山焼きが行われていますのでちょっと若草山みたいですね![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
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頂上はやめておこう(≧◇≦)
もう少し涼しければガッツ満開で意気揚々と山頂まで走って行くところですが、
空気は清々しいながらも直射日光が強烈なので亀山ルートに決定!
まずは”お亀池”を目指して緑の絨毯に作られた遊歩道を突き進むのであります![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
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お亀は出てこない(ー_ー)!!
その昔に太良路に住む若者がお亀というみずみずしい美人の嫁をもらいましたが、
産後実家へ帰ってしまい子供が夜泣きをするのでお亀に乳をもらいに行くと、
この池までお亀がやってきて一度だけ乳を与えてくれました。
そしてまた夜泣きをするので二度と来るなと言われましたが乳をもらいに行くと、
怒ったお亀が大蛇となりこの池に現れたというのが代々伝わるお亀池伝説![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
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ちなみにススキの季節はライトアップもされ幻想的な雰囲気をさらに演出します↴
さてここからが本番と気合いを入れ直しペットボトルとタオル片手に上って行きますが、
見上げる傾斜に沿って作られた”遊歩道”は個人的にはもはや登山道な領域![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
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シンプルに一回曲がるだけ(@_@)
ゴールは見えており一回曲がるだけとシンプルな遊歩道はラクそうに見えますが、
坂道ではなく階段状になっている遊歩道は徐々に太ももとふくらはぎにダメージが蓄積![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
もちろん筋肉痛がこのあと2日間は取れなかったのは言うまでありません。
あともう少し(;'∀')ハアハア
Tシャツと人とすれ違う時だけ上げるアゴマスクはもうびちゃびちゃ状態で、
はっきり言って”曾爾高原”をちょっとナメていたことをここで激しく後悔・・・
もっと涼しくなってから来れば良かったと思いながらも進むしかありません![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
亀山峠到着です\(^o^)/
駐車場から歩くこと約30分でなんとか標高810mの”亀山峠”への到着となり、
眼下に眺めるお亀池と緑の絨毯と吹き抜ける風がとても気持ちいい~
この景色が見れて途中で諦めて戻らず頑張って良かったとつくづく実感です![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
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これだけ聞くと「どんだけしんどいねん」と思うかもしれませんが、
サンダルで上がってきた若い女性2人組もいましたのであくまでも個人の感想です(笑)
ススキはもう少し先かな(・・?
斜面を覆う高原の”ススキ”が魅せる一面金色の幻想世界がパンフレットの謳い文句ですが、
何本かチラホラ姿を見せるものその世界になるのはまだまだ早いかな?
昨年のことを考えると10月終わりから11月初めがベストだと推測。
超接近(@_@)
のんびりと長めの休憩を取っていると”トンボ”が周辺を勢いよく飛び回り、
何度か逃げられながらも徐々に距離を詰めると接近戦に持ち込みドアップ撮影に成功![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
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まだ夏だと思ってましたが秋はもうすぐそこまでやって来てるのですね~
ちなみに曾爾高原内は植物や昆虫の採取はNGなので捕まえてはいけません。
こっちは行かない(≧◇≦)
この雄大な風景にちょっと誘惑されそうになりましたが騙されてなるものかと、
もう登る体力は持ち合わせていませんのでこっちは眺めるだけで![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
宿題を残しておいたほうがまた訪れようという気持ちになるのです(プラス思考)
でもこっちは行く(`・ω・´)キリ
バイクツーリングでも同じ道を戻るのが嫌いなyamatonosukですので、
尾根づたいにぐるっと回りお亀池へと下りて行きたいと思います![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
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しかしこの選択は間違っていたようでこの先にある”亀山”はなんと標高849mと、
少し下りてはまた上がるといった修行僧並みのアップダウンのある修験道!
ここ下りるのね・・・(-_-;)
迂回する遊歩道はなく老若男女この鎖を伝って岩場を下りなけれならず、
写真では分かりにくいかも知れませんがけっこうな角度があり、
これは上りより下りのほうが怖いちょっと油断すると滑り落ちるヤバいやつ![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
スニーカーでもちょっと滑りそうになったのでサンダルではおすすめしません。
あとは下りるだけ\(^o^)/
そして無事に”亀山”へ到着するとご覧のようにあとは下りるだけとなり、
夕陽に照らされた遊歩道は栄光への架け橋と言ったところでしょうか![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
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いい景色~(´▽`)
途中に見える西日を浴びた”曾爾高原”はちょっと感動すら覚える素敵風景で、
アップダウンや鎖があったりと大変でしたがこのルートにして大正解。
もしかしたらススキシーズンもこっち側は人も少ないのかな?
時間的なこともあるかもしれませんが誰とも遭遇しませんでしたので、
少しずつ痛みだした右膝をかばうようにゆっくりと歩みを進め、
ゆずの「栄光の架橋」を動画で流しながらの歌いながら下山したのでありました![[るんるん]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/146.gif)
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お亀ただいま\(^o^)/
夕陽に照らされた少し金色風をバックに声を掛けても池からお亀は登場せず、
もう来るなと言われそうですがまた来ることをここに約束し、
ススキのベストシーズンは混みそうですがいつか皆様にお届け出来ればと思います![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
![[ぴかぴか(新しい)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/150.gif)
そしてすぐ近くには”お亀の湯”という日帰り温泉もあるのですが、
駐車場を見るとけっこう車が止まっていたので断腸の思いでスルーして帰路へ![[車(セダン)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/33.gif)
![[車(セダン)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/33.gif)
<曾爾村観光協会>
ホームページ⇒https://sonimura.com/
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曽爾高原行かれたのですね!駐車場から狭い通路を抜けると広大な緑の高原が広がってる様は圧倒されます。お亀池の湿原に水面があるのは初めて見ました。また行きたいです^^
by tomi_tomi (2021-09-08 02:54)
まだ少し早い時期だったかもしれませんが、ススキが美しいですね。ススキのお写真は逆光で撮るのが素敵だと思っています(^_^)
by ぼんさん (2021-09-08 08:59)
すずしい部屋の中で良い景色を堪能させてもらいました!
これは遮るモノがなくて暑かったですよね^^;
おつかれさまです!
でも亀池に映る空も美しいし、山並みも素敵。
ここでは素敵な植物や昆虫と出会っても、愛でるだけですね^^)b
by リュカ (2021-09-08 09:45)
緑が映えるね、目にも良さそうだ。
ススキと太陽もいい感じ~
だけど、月の方がもっと似合うね(^_^;)
by 英ちゃん (2021-09-08 13:11)
こんにちは。
曾爾高原、読めても書くのに時間がかかりそうです(爆)
1枚目の写真・風景から心地良い場所と感じます。
「亀山ルート」の亀山、成る程ですが、怖い話ですね。
遊歩道、ナイスな刈り込み?草むらにダイブしたくなります?
また、体力強化するには良さそうな場所です!!
修験道は危険な匂いあり?避けたいですが、致し方ないですね
人も少なく、感染する事のない場所は貴重です。
「お亀の湯」は混んでいるので危険?お疲れ様でした。
次回リベンジを楽しみにしています!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-09-08 13:34)
気持ち良い景色ですね。今年は天気が良い日は猛暑で、ほかは雨模様、こんな旅がしたかったです。
by newton (2021-09-08 15:26)
その野趣あふれる遊歩道をサンダルで!!
奈良のお姉さんの健脚ぶりに脱帽です(≧∇≦)
素足だと蚊に刺されそうだし私はしっかり登山靴で行きたいと思いますw
鎖を伝う岩場は転げ落ちる予感しかありませんが・・・
私の場合とりあえず軍手を持っていった方が良さそうな気がー。
ということで奈良のお姉さんが軽装サンダルで気軽に登っちゃうところを
私は登山靴の重装備で挑むことになりそうです(≧艸≦)
一面のすすきの(笑)は見応えがありそう!
レポ待ってまーす。
次回はお亀さんに会えます様に(≧∇≦)
by ちぃ (2021-09-08 16:49)
緑のじゅうたんが心地よさそう~
以前家族と来たら一緒に上まで来てくれなくて一人で上がりました
てっぺんからの眺めは最高ですよね!
今年はすすきのベストシーズンに行けたら良いなぁ
美人のお亀さん、これまで一度もお会いできてませんが
正体が大蛇なので是非人間の姿の時に出てきていただきたい!
by 藤並 香衣 (2021-09-08 18:18)
読めても書けない曽爾村の曽爾高原、
夏の青空に映える若草色の山がきれいですね♪
汗だくでたどり着いた亀山峠からの眺めも
お亀池や周囲の山々が一望できて壮観だなぁ(´▽`*)
この素敵風景は暑いなかで頑張って歩いたご褒美ですね☆
お亀池の伝説・・・
美人嫁のお亀さんが実は亀だった・・・のでなく、
大蛇だったと言うオチ(?)が意外でした(笑)
by あおたけ (2021-09-08 18:31)
暑くて堪らなかったようですけど、澄みきった青空と緑のコントラストがいい感じ^^
by タンタン (2021-09-08 19:08)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
”曾爾高原”ですか、確かに読めません。
僕も来た道を戻るのが嫌で別ルートを選択しますが、
後悔する事が多いです(゚´Д`゚)
by johncomeback (2021-09-08 19:49)
最初から大蛇の姿でお乳を出せば二度と来ることはなかったのに。
男ならてっぺん(頂上)を目指したい所かも(笑)。
by tai-yama (2021-09-08 23:42)
鎖つきの斜面!
テレビでしたみた事ないけど…すごく急なとこについてるやつですよね?
すごいなぁ!
最近、とみに体力の低下が著しく…
by mau (2021-09-09 00:45)
私も最近膝が痛くて、
夏の山行きが祟ったのかな?と、
不安に思っているところです。
もう若い頃と違い無理はできないですね。
by caveruna (2021-09-09 16:11)
≫tomi_tomi さん
曾爾高原はススキの名所ですが夏場の雰囲気もいいものですね♪
お亀池の水面が見れたのはラッキーだったのか!
これはお亀出現の日が近いのかも(笑)
by yamatonosuke (2021-09-09 23:20)
≫ぼんさん
まだちょっと早かったですがお亀峠から見たススキが綺麗でした。
ススキは太陽も月も逆光が素敵で撮るのがいいですね(^^♪
by yamatonosuke (2021-09-09 23:21)
≫リュカ さん
8月最終週だったので直射日光はまだまだ夏でした(^-^;
でも汗水流して登った甲斐のある素敵な風景~
お亀池からお亀が登場するのかと思ったのですが・・・
はい、ここではカブトムシが飛んでいても連れて帰ることは出来ません(笑)
by yamatonosuke (2021-09-09 23:21)
≫英ちゃん さん
緑は視力回復にも良さそうですね(笑)
中秋の名月にお月見団子持っていきたい~
by yamatonosuke (2021-09-09 23:22)
≫Boss365 さん
曾爾高原、年賀状書くときに苦労しそうです(^-^;
風が吹いてたいへん心地良い場所ですが1ヶ月ほど早かったかも・・・
お亀伝説を知るともしかしたら底にまだ居るのかもしれませんね(^^♪
この刈り込みを見るとダンボールで滑り落ちたくなりますが、
遊歩道以外は侵入できないので妄想するだけ(笑)
ここを毎日上り下りしていたら間違いなく体力がつくでしょう☆
とくに修験道は誰も歩いていないのでこの状況下だと貴重!
「お亀の湯」は関西でもちょっと有名な温泉なのでこの時期でも賑わっております(^-^;
とろとろタイプで露天風呂からの眺めもいい日帰り温泉♪
by yamatonosuke (2021-09-09 23:23)
≫newton さん
今年の夏はまさにそんな感じでしたね(^-^;
バイクで信州など高い山にも行きたかったです~
by yamatonosuke (2021-09-09 23:24)
≫ちぃ さん
声を掛けたら「後悔しています!」と言ってました(笑)
亀山ルートで下山されたらもっと後悔しただろうな・・・
そういえばたまたまなのか蚊はいなかったなぁ~
もし蚊も退治してたら怒られるのでしょうか(^-^;
鎖のある岩場は滑ったりするので気をつけてもらい、
軍手はもちろん念のため助けてくれる人もご持参を(笑)
ライトアップを見に行った11月初めの夜は3℃だったので重装備のほうがいいかも♪
奈良の薄野にはお亀はいてもニッカのおっさんはいません(≧◇≦)
いつかこの場所でお亀に出会えることを願って☆
by yamatonosuke (2021-09-09 23:25)
≫藤並 香衣 さん
この緑のじゅうたんをダンボールで滑り落ちたい(笑)
あらら、ご家族さんは見ただけでギブアップ(≧◇≦)
しかしもしこの時期に上まで誘われたら私も辞退したでしょう(笑)
黄金に輝くすすきのベストシーズンにも行ってみたいものです☆
美人のお亀さんはやっぱり赤ちゃんと一緒じゃないと出てきてくれないのかな・・・
by yamatonosuke (2021-09-09 23:26)
≫あおたけ さん
見ながらでもすんなりとは書けない曾爾高原(笑)
年賀状では文字のバランスに苦労しそうです(^-^;
まるで若草山のような清々しい曾爾高原は、
汗だくになりましたが上がって良かったと思わせる素敵風景☆
夏場はもう遠慮したいですがまた上がってみたいです(^^♪
お亀という名の大蛇・・・
でも美人ということなのでちょっとお目にかかりたい(笑)
by yamatonosuke (2021-09-09 23:26)
≫タンタン さん
8月最終週でしたが汗が止まりませんでした(^-^;
でも上がって良かった思う素敵風景~
by yamatonosuke (2021-09-09 23:27)
≫johncomeback さん
曾爾高原は奈良でもトップクラスの難読地名です。
別ルートはいつもさらに時間がかかるような気がします・・・
by yamatonosuke (2021-09-09 23:27)
≫tai-yama さん
大蛇のお乳はかなりのビッグサイズですね(笑)
男を見せたかったところですが体力がない・・・
by yamatonosuke (2021-09-09 23:28)
≫mau さん
鎖の斜面はそれほど長くはありませんがちょっと修験道(笑)
上りより下りのほうが怖く感じますよね(^-^;
by yamatonosuke (2021-09-09 23:28)
≫caveruna さん
足のほうは大丈夫ですか・・・
膝の痛みはしばらくすると無くなりますがこれからはちょっと心配・・・
無理せずに勇気ある撤退も時には必要ですね(~_~)
by yamatonosuke (2021-09-09 23:29)
曾爾高原(そにこうげん)って読むのですね。
曾は(そ)と読めても爾は(に)と読めないですね。
雄大な景色を眺めながら歩くのは気持ちよさそうに見えますが
日陰がないので夏は厳しいでしょうね。
ススキのシーズンに行ってみたいです。
by kuwachan (2021-09-10 00:32)
≫kuwachan さん
曾爾高原は奈良でもトップクラスの難読地名です☆
張り切って行きましたがすぐまだ早かったと後悔・・・
でもここで帰っちゃ名が廃ると頑張りました。
ススキのシーズンに山登りは絶好のコンディションだと思います(^^♪
by yamatonosuke (2021-09-11 23:37)