第22回町並みライトアップ~宇陀松山夢街道~ [夜景]
奈良県宇陀市にある重要伝統的建造物群保存地区宇陀松山のストリートでは、
町家が光で彩られる”町並みライトアップ”が毎年この時期に開催され今年で22回目。
残念ながらコロナ禍でイベント等含め縮小傾向でありながらも、
ひっそりと厳かに開催(8月26日~8月28日)されたので見に行って来ました
江戸時代の雰囲気(^^♪
軽自動車と電柱がちょっと邪魔ですがライトアップされた町家は雰囲気抜群で、
約1kmほどびっしりと言うわけではありませんがちょっとタイムスリップした気分。
見に来た人たちもどこか風情を楽しんでいるようで静かに徘徊します
ここだけ賑やか(ー_ー)!!
ライトアップしている町家のほとんどが扉は閉まり中には入ることはできませんが、
こちら陶工房『釉(ゆう)』は灯りの陶芸を展示されており出入りも自由
格子戸からぼんやり漏れる灯りに誘われて気づけば中でシャッターを押していました。
幻想的な空間~(´▽`)
女性陶芸家のお手隙のタイミングをみてちょっと話しかけてみると、
まずは陶器を完成させ中をくり抜き小さな穴でデザインを描いているとのこと
右下の草間彌生さん風な作品や左下のまるで金魚鉢のような作品に目がいきがちですが、
奥の真ん中にはまるで精密機械で作ったような観音様が静かに鎮座します。
まさにアートです(^^♪
隣と繋がらないように1つずつ穴をあけていくのは気の遠くなる作業ですが、
どれも町家と融合し芸術的で優美な姿にしばらくボーっと見惚れていると、
「軽いですよ、持ってみます?」
と言われましたが陶器なので落としたらエライ事と激しく辞退(笑)
これだけでも縮小傾向ながらも”第22回町並みライトアップ”に来て良かったと実感です
ここだけ気合入ってる(ー_ー)!!
そして頭上の樽が主張する”奈良漬”と宇陀銘菓の”きみごろも”の老舗店前まで来ると、
道路脇にはロウソクの火に揺られたかわいい行灯がいくつも並ぶ情緒ある光景
こういう状況ですからここだけでもという老舗店連合の粋な計らいかもしれませんね。
夏も終わり(~_~)
この日(8月28日)に昼間はセミが鳴く猛暑でしたが夜は若干涼しく秋虫も鳴きはじめ、
お盆の送り火を彷彿させる行灯はセンチな気持ちになる夏の終わりのハーモニー。
あれだけ暑いと言っていた夏ですが終わるとなるとちょっと寂しいです
お参りは怖いかも・・・(-_-;)
ふと脇道に目を向けると”鳥居”が見えそれに続くように参道がライトアップされてますが、
この時間帯にひとりでお参りするのはちょっと怖く何か出てきそうなので却下・・・
そして後から来た人もこの風景に写真を撮りますが誰もお参りには行こうとしません(笑)
郵便局も昭和レトロ(^^♪
建物自体は真新しいですが”郵便ポスト”が丸いタイプで昭和感を演出してくれ、
ポツンと置かれた行灯も相まりちょっと懐かしさを覚える人も多いはず!
しかし警備体制は万全でアルソックのステッカーが貼られているのは現代風。
ここもいい感じ~(´▽`)
周りを白壁で造られた昔ながらの建物は江戸時代にタイムスリップしたかのようで、
今にも向こうから人斬り半次郎が歩いてきそうなちょっとワクワクする雰囲気
そして鬼滅の刃を見ていないかたには申し訳ありませんが、
間違いなく鬼に足を引っ張られ地面に引きずり込まれる場所でしょう(女性限定)
吉原炎上やん(≧◇≦)
ここだけ何故かライトアップが赤や青や緑に色が変化していましたので、
赤でシャッターを切り”吉原炎上”っぽくに撮ってみましたがいかがでしょうか?
ちなみに吉原炎上は見たことないので違うだろというクレームは受付ません
こっちは鬼武者(≧◇≦)
先ほどとは別の神社ですがライトアップされた鳥居からの拝殿はまさに鬼武者で、
おそらく鳥居から結界が張られ一歩進めばいろいろ出て来るのでここまで
屋根に弥七がいそう(=_=)
江戸後期に建てられた紅梅酒の”酒造屋”で明治時代に霜永氏の所有となり、
台格子・連格子・親子格子と細部意匠の豊かなバリエーションが魅力
いかにも格式のある感じのあるどっしりとした二階建ですが、
きっと悪代官が夜な夜なほっかむりをして人目を避けて訪れるのでしょう。
人体実験してそう(;'∀')
ライトアップされて独特な雰囲気の病院は知られてはいけない地下室がありそうで、
もしかしたらどこかで監視されてるかもしれないので足早に立ち去りましょう
ぜんぜん電動ノコギリや断末魔の叫びなんかも聞こえません(福田医院ゴメン)
ギャァ~~~~~~~~~~~~~~~
お寺で終了\(^o^)/
約1時間ほどの”第22回町並みライトアップ”でしたが縮小傾向でもかなり楽しめ、
初見だったのでコロナ前はどれくらいの規模かは不明ですが、
人が少ないので個人的にはこれぐらいのほうが落ち着いて見れていいかも
そして車を止めている道の駅『宇陀路大宇陀』へまた同じ道を戻るのでありました。
~~~~~~~~~~~~おまけ~~~~~~~~~~~~
きみごろも美味しい(´~`)モグモグ
昼間に道中にあった『松月堂』で”きみごろも”はしっかりと購入しており、
帰宅してから食べると黄身に包まれた雪のような泡立てた卵白がとても繊細かつ上品。
※10ヶ1300円・賞味期限当日
メレンゲに砂糖と寒天と蜂蜜を加えて固め卵黄をくぐらせ焼くシンプルなお菓子ですが、
機械に頼らない昔ながらの製法はエアリーで口に入れるといっきに溶けていきます。
明治時代の初めに『松月堂』の初代が創案したというきみごろもは、
間違いなく宇陀を、いや奈良を代表する銘菓と言っても過言ではなく、
1個からでも購入できますので宇陀市へ訪れた際は食べなければいけない逸品です
<宇陀松山夢街道>
町並みライトアップ公式ブログ⇒http://udayumekaido.seesaa.net/
【ふるさと納税】(冷蔵)宇陀 きみごろも 20個/銘菓 老舗 きみごろも本舗 松月堂 手作り 和菓子 新鮮卵 お土産 お取り寄せ 価格:10,000円 |
<スポンサーリンク>
電柱が邪魔で御座るな(^_^;)
街並とライトアップがいい感じだね~
東京は、緊急事態宣言が延長されるらしいです(^_^;)
まぁ、もぅ慣れたけどねw
by 英ちゃん (2021-09-06 00:45)
陶器のライトきれいですね。
地元でやってた竹飾りのライトアップで、竹に彫られていたのと同じような模様でした。
by mau (2021-09-06 00:52)
とても素敵ですね。
是非ともリアルで見てみたいです。
遠いし、時期を合わせるのも難しいし。。
まず無理ですね。
ここの画像でゆっくり楽しむことにします。
by 向日葵 (2021-09-06 02:04)
古都、奈良にふさわしいとても美しいライトアップですね。
陶器の灯り、本当に幻想的ですね。
イベントが無いのは残念ですが、かえって静かな雰囲気が楽しめそうですね(^_^)
by ぼんさん (2021-09-06 06:54)
やっと涼しくなり寝やすくなった今日この頃。夏って終わってみると寂しく感じますね。
by caveruna (2021-09-06 10:35)
これは良い雰囲気ですね〜
この空間をカランコロンと下駄の音をたてて歩いてみたいです^^
本当に幻想的な灯りで素敵だな。
観音様が静かに鎮座しているっていうのも惹かれちゃうわ!!
by リュカ (2021-09-06 11:26)
こんにちは。
町並みライトアップ、良い取り組みです。「イベント等含め縮小傾向」は残念です。
2枚目の写真、平面的な構図・色彩でナイスショットです!!
飲食店だったら、一杯飲みたい雰囲気です。
素晴らしい陶芸作品の照明ですね。高価そうです?
「夏も終わり」都内は涼しく・寒い状態で、寂しさを感じられない状況です。
「吉原炎上やん(≧◇≦)」不思議な赤系の明かり?何か意味ありそうですね。
縮小傾向で「人が少ない」のは、コロナ禍の穴場ですね。
「きみごろも」食べた事ないですが・・・
当地を訪ねた時は食べてみたいです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-09-06 11:54)
幻想的で美しい街並みが、鬼滅の刃、吉原炎上、人体実験・・と来てなんだかホラーチックに^^;
「きみごろも」ふわっととろける何とも儚いお菓子ですよね♪
by ゆきち (2021-09-06 12:42)
わー!雰囲気ありますね^^
この街並みには大賑わいよりも「ひっそりと厳かに」がしっくりくると思います。
暗がりに鬼や辻斬りや弥七が潜んでいるのも一興ですねっ♪
「吉原炎上」には名取裕子さんが着崩した着物で立っていそう!!
福田せんせいには申し訳ないけどそのライトアップはほんと怖すぎですねwww
そしてあこがれのきみごろもー!!
いつか食べてみたいなぁ・・・
↑ お取り寄せ、びっくりするお値段ですね@@
うちからだと車借りて行ってもお釣りが来そうです(笑)
by ちぃ (2021-09-06 15:50)
良い雰囲気、格子戸から漏れる灯りと言うのがまた
何とも言えない風情ですね
陶器の証明、「軽いですよ」重さが気になりますが
確かに割ってしまいそうで怖い!
こんなのが家にあったら、秋の夜長に虫の声を聞いてボンヤリしてたい
by 藤並 香衣 (2021-09-06 16:27)
夜の雰囲気、いいですね~
10年ほど前に父と行った、新潟県村上市の「竹燈篭まつり」を思い出しました^^
陶器でつくられた照明とてもステキです。和室にほしい^^
(でもお高いんでしょ?←テレビショッピング風)
ライトアップされた路地や郵便局…と素敵な気分で読み進めましたが…
途中からyamatonosukeさん、ふざけ始めましたね。笑
吉原炎上とか…弥七とか…福田医院とか…!
でもとても楽しく散策気分を味わえました♪
さいごはふわふわの?「きみごろも」で最高の締めでしたね(*^^*)
by ミケシマ (2021-09-06 17:41)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
なんて素敵な街並なんだろう(*^ー゚)b
”きみごろも”は相方へのお土産に買いたいけど、
賞味期限が当日じゃダメだなぁ。
by johncomeback (2021-09-06 19:50)
歴史ある町並みのライトアップ
町屋の格子戸の内側にともる灯りが
幻想的で素敵ですね~
陶灯の繊細な美しさにうっとり(*´▽`*)
人斬り半次郎が歩いてきそうな通りも雰囲気ありますね^^
からの~”吉原炎上”
確かにそんな感じ(知らんけど)笑
夜のお出かけは、いつも心配してしまいますが
無事のお帰り何よりです^^
by raomelon (2021-09-06 22:02)
昔はせいぜい行灯だったので、さらに真っ暗・・・
お参り中、幽霊よりは鹿さんが出てきそう(ギャー)。
by tai-yama (2021-09-06 23:41)
昔ながらの古民家が建ち並ぶ街並み、
ライトアップされて夜景に浮かび上がると、
いっそう趣が深く感じられますね☆
格子窓から漏れる灯りがいい雰囲気だなぁ・・・(´ー`)
陶のアート作品も木造家屋にマッチしてきれいですね。
「軽いですよ、持ってみます?」って言われても、
やはり慎重になって遠慮しちゃいますよね。
間違っても“齧る”などと言う行為に出てはいけません(爆)
灯篭が並ぶ路地、奈良漬けの大樽や丸ポストなども、
雰囲気を盛り上げるいいアイテムですね(・∀・)
でもたしかに病院のライトアップはちょっと
肝試し感があって怖いかも・・・(;'▽')
by あおたけ (2021-09-07 06:32)
規模縮小でも、こういうイベント開催は嬉しくなりますね。
趣のある行燈の灯がよい雰囲気です^^
by タンタン (2021-09-07 12:05)
きみごろもっていうお菓子、初めて知りやした。
ふんわりしたものって好きなので、食べてみたいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-09-07 15:31)
≫英ちゃん さん
電柱は地下に埋めれたらいいのですがね(^-^;
江戸時代の夜を思わすライトアップに癒されてきました~
by yamatonosuke (2021-09-07 23:07)
≫mau さん
陶器のライトは幻想的でいつまでも見ていられます☆
模様にはテキストみたいなのがあるのでしょうか(笑)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:08)
≫向日葵 さん
少しでも情景が伝わると嬉しいです。
下手な写真ですが楽しんでくれるといいなぁ~
by yamatonosuke (2021-09-07 23:08)
≫ぼんさん
やっぱり奈良には町家のライトアップが似合いますね。
今年初参加だったのでイベント状況は知りませんが、
もし縁日のように賑やかだったら雰囲気ぶち壊し(~_~)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:09)
≫caveruna さん
涼しくなるのはいい事ですがちょっと寂しいですね(≧◇≦)
あれだけ賑やかだった蝉もどっか行っちゃいました~
by yamatonosuke (2021-09-07 23:09)
≫リュカ さん
下駄に浴衣で風流に歩いてみたいです☆
でも顔出ししてないから浴衣着ても意味ないか(≧◇≦)
観音様の灯りはほんと思わず手を合わせてみたくなる出来栄えでしたよ♪
by yamatonosuke (2021-09-07 23:10)
≫Boss365 さん
中止ではなく縮小でも開催されて良かったです☆
2枚目は家の中の灯りが強調されていい感じ(自分で言うな)
表に小さな縁台があってトレイに乗ったビールとグラスがあれば尚良し(笑)
陶芸作品は売り物かどうか分からなかったので値段は聞きませんでした(≧◇≦)
都内は初秋を通り越してもう晩秋?
どうぞお体には十分ご自愛くださいませ。
そして本当の吉原炎上にならないよういつまでも残ってほしい歴史遺産でございます☆
「きもごろも」は食べた瞬間に衝撃を受けること間違いなし!
ほんとどこでもドアがあれば皆さんに今すぐ配りたい(^^♪
by yamatonosuke (2021-09-07 23:11)
≫ゆきち さん
ホラーチックちょっと涼しさを感じていただけたでしょうか(^-^;
「きみごろも」は溶けて無くなるほんと儚い泡のようなお菓子ですね♪
by yamatonosuke (2021-09-07 23:12)
≫ちぃ さん
ここには縁日のような賑わいは似合いません。
江戸時代の町並みを残す宇陀松山地区は昼間でもなかなか雰囲気ありますよ(^^♪
「吉原炎上」は名取裕子さんだったことも知らずに発言・・・
その艶姿はレンタルしてでも見なければ!
福田医院は窓から誰かに見られているようなそんな雰囲気でした(^-^;
きみごろもは「道の駅宇陀路大宇陀」でも売ってますが断然「松月堂」がおすすめ☆
ぜひ機会があれば黄身衣に包まれてください\(^o^)/
by yamatonosuke (2021-09-07 23:13)
≫藤並 香衣 さん
灯りに誘われて陶工房に入るとそこにはこの世と思えない風景が☆
なんだか指紋を付けるのも悪い気がして持つのは辞退です(≧◇≦)
十五夜の日にこの灯りで満月を見上げお月見団子を食べたい(笑)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:15)
≫ミケシマ さん
町並みライトアップはいい夜の徘徊となりました☆
陶器の照明は和室に良くお似合い!
でも売り物かどうか分からなかったので値段聞いてません・・・
メインストリートは幻想的でしたが、
脇道はちょっとひっそりと何か出てきそうだったので(^-^;
もしかしたら福田医院は窓から誰かに見られていたかも・・・
「きもごろも」の食感を例えるなら中身はビールの泡です(笑)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:16)
≫johncomeback さん
いつまでもこの素敵な街並みを残したいですね。
”きみごろも”さすがのウーバーイーツでも間に合わないでしょう(笑)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:16)
≫raomelon さん
まさに吸い寄せられそうな陶工房の格子戸の灯りでした☆
ほんと作品はどれも繊細なタッチで作られており、
見てるだけで現実を忘れそうな幻想的な雰囲気(^^♪
そして人斬り半次郎と戦うシミュレーションしてたので残念(笑)
吉原炎上の家主はきっと映画ファンでイメージしてここに再現(知らんけど)
骨折したことは忘れずに夜はこれからも慎重に行動したいと思いますm(__)m
by yamatonosuke (2021-09-07 23:17)
≫tai-yama さん
電灯は消して手持ち行灯で歩くのもいいですね。
闇夜から突然鹿が出てくるのは普通ですよ(笑)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:17)
≫あおたけ さん
宇陀松山地区は昼間しか知りませんでしたが、
夜にライトアップされるとまた違った雰囲気に☆
なお一層ひっそり感があり情緒がパワーアップしてました(笑)
陶芸アートだと初めは知らず金属かなと思っていたのでびっくり!
落とすのもそうですが指紋付けるも悪い気がして持つのは辞退させていただきました(≧◇≦)
幻想的な雰囲気は見てるだけでも十分に癒されます。
齧るのはきみごろもだけにしておきましょう(笑)
欲を言えば奈良漬の大樽もライトアップして欲しかったですが、
この前だけは行灯が並びとっても風情あるストリートに☆
下からライトアップされた病院は小さいですがかなりの存在感です(^-^;
by yamatonosuke (2021-09-07 23:18)
≫タンタン さん
中止ではなく縮小ながらも開催されたことに感謝☆
いい夏の締めくくりとなりました(^^♪
by yamatonosuke (2021-09-07 23:19)
≫ぼんぼちぼちぼち さん
賞味期限が当日なのでなかなかそちらまで聞こえないのかも。
ふわふわメレンゲの中身は例えるならビールの泡です(笑)
by yamatonosuke (2021-09-07 23:20)