春日大社境内にある『萬葉植物園』で藤の香りに酔いしれる♪ [奈良・旅行]
春日大社神苑と呼ばれる『萬葉植物園』は改修工事から1年ぶりに再開され、
代名詞ともされる藤の花(4月中旬~5月中旬)が見頃を迎えているということで、
検温とマスク着用はもちろんのこと人出の少なそうな閉園間際に行って来ました
国内最古(ー_ー)!!
調べていないので断言は出来ませんが昭和7年(1932年)の開園は国内最古とされ、
万葉集などに詠まれた植物を約300種類も植栽されており入園料は400円。
ちなみに藤は春日大社の社紋でもあり巫女さんの髪飾りにも藤が付いています
まるでぶどう畑のようだ(ΦωΦ)
春日大社駐車場のある東門からだとすぐですが正門から5分ほど歩くと”東園”へと辿り着き、
ここからは別名「藤の園」と呼ばれるまるでぶどう畑のような光景。
ただマスクの上からでも鼻孔をくすぐる藤の香りは間違いなくぶどうではありません(笑)
長~~~い(´▽`)
藤の品種のことはよく分かりませんが上から垂れ下がる紫色の藤はとても艶やかで、
風に吹かれてゆらゆらと揺れる様子は風流という言葉がぴったり!
【藤波の 花は盛りに なりにけり 平城(なら)の京(みやこ)を 思ほすや君】
これは万葉集にある大伴四綱が詠んだ歌です
白も美しい~(´▽`)
しかしこの美しさに見惚れていたところ目の前にあった説明看板によれば、
藤は杉やヒノキなどの樹木に絡みつきその幹を絞め勢力を広げる樹勢の強い樹木とのこと。
その手ごわい樹勢から「山のギャング」とも呼ばれているそうで、
歴史のことはあまりよく知りませんが春日大社の氏神でもある藤原氏と似てるかも
では”東園”をさらに内部へと夢空間の藤のトンネルを抜けていきましょう
言っておきますが前の女性は2回目の登場ですがストーカーではなく偶然です・・・
藤棚もいい感じ~(´▽`)
こちらは4月24日に再オープンしたばかりでまだまだ伸びるかもしれませんが、
上から降り注ぐシャンデリアのような”藤棚”は思わず声を上げちゃいそうな光景
ただ夕方で日差しが陰り暗い写真になってしまったので、
どちらかというと真上から太陽が照らす日中のほうがキラキラ度が増すかもしれません。
これだけは西日をモロヘイヤ(^^♪
そんな夕方でも西日をモロに受けている藤の木は鮮やかな紫色にキラキラと輝き、
これにはそれほど多くない入園者ですが足を止めて皆さん撮影タイム。
動かない写真ではあまり伝わらないかもしれませんが、
微風の春風に揺れながらゆらゆら漂う様子はまさに万葉時代へタイムスリップです
そして水辺をまたぐような形でこのような”渡り廊下”も設置されており、
柵がないのでドボン注意ですがこの上から見る光景がまさに藤三昧なのであります
私、生きてますよね・・・(;一_一)
きっと天国はこういう所だろうなと想像するような美しい藤の花がたくさん咲き乱れ、
紫に白にピンクと幻想的な世界が目の前に広がり圧倒的な非現実感。
水辺もこの世とは思えない黄泉(よみ)の国的な雰囲気を演出してくれます。
もう少し綺麗な水辺だったら逆さ富士藤も完成したかもしれませんね(笑)
ここが間違いなく”萬葉植物園”のメインスポットと言っても過言ではないでしょう
このアングルでどうだ(ΦωΦ)
美しい水辺と藤の風景を少しでも皆様に伝えようと思わず写真家気取りでアングルを探し、
その中で選んだ1枚がこちらですが臨場感は伝わっているでしょうか?
泳いでいる鯉が入れば最高だったのですが寄ってきません
蜜を吸うのに忙しいミツバチはこんな至近距離(スマホズームなし)でも撮影可能で、
思わず指でお尻をつんつんしそうになりましたがこらえて自主規制・・・
香りがスゴイ(ー_ー)!!
立て札に”岡山一歳”と書かれたこちらの藤の花は他と比べて香りが一段と強く、
花付きもかなりボリューミーで紫色のグラデーションもとても美しい
周りに誰もいないことを確認してマスクをずらし目一杯吸い込んでやりました。
※詰めてません
これが”九尺藤”かどうだったかは自信がありませんが、
上から段々と花をつけ成長すると1m50cmくらいになるとか・・・
今回はオープン初日でしたが次回はオープン最終日に訪れてみるのもいいかもしれませんね
最後にコロナ禍で今年は厳しく大伴四綱ではありませんが、
藤の花盛りが奈良から皆様へ届き少しでも心の癒しとなれば嬉しいです。
この味は届かない( ̄¬ ̄)ペロペロ
退園した東門のすぐ前には『鹿音』というショップ兼カフェがあり、
おいりをまとった”藤ソフトクリーム”(450円)は先ほどの藤の香りがふんだんに。
エアリーなおいりのサクサク感も心地良く香川県の嫁入りおいりは良縁に恵まれるかも?
しかしあたりを見まわしてもファミリーやカップルしか見当たりません
<萬葉植物園>
新版 万葉集 一 現代語訳付き (角川ソフィア文庫) [ 伊藤 博 ] 価格:1,056円 |
<スポンサーリンク>
僕はその翌日に行きました
本当にきれいでしたね
肩への負担を考えてカメラを持参しなかったのですが
頑張って持って行けばよかったとおもいましたよ
同じ場所から撮影されたんだな~という写真もあってニンマリ
近々僕の方でも記事にしたいと思います
by 藤並 香衣 (2021-04-29 00:13)
見頃を迎えた藤の花、
淡い紫や清楚な白い花房が藤棚から下がる様は、
まるで花のシャワーのようできれいです♪
観光名所の春日大社が藤の名所とは知りませんでしたが、
社紋に藤が施されているほど
ゆかりのあるものなのですね(・∀・)
水辺に備えられた渡り廊下を歩きながら見る藤も、
風情があって素敵だなぁ。。。(´ー`)
そして藤をイメージした藤ソフト!
鮮やかな色だけでなくいい香りもするのいですね☆
by あおたけ (2021-04-29 07:10)
「萬葉植物園」存じませんでしたが、かなりの見応えがありますね。
「藤ソフトクリーム」も美味しそうですね(^_^)
by ぼんさん (2021-04-29 09:26)
こんにちは。
藤の花、今シーズンまだ鑑賞していない花です(涙)
春日大社・萬葉植物園の国内最古?は貴重な場所ですね。
白は珍しく、余り見た記憶ないです。
「日中のほうがキラキラ度が増す」は、なる程です。
水辺と藤の風景、良い感じ。ライトアップした夜も素敵と推測です。
ところで、ライトアップあるのかな?
藤ソフトクリーム、おいり付き?これまた珍しいですね!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-04-29 11:06)
花房が長く見事な藤の花
一面に咲き誇り圧巻!美しい~~~
白い藤の花も優美ですね、うっとり(´ω`*)
暖簾の様な藤の花越しに撮影された渾身の一枚
水辺の藤は風情がありますね、素晴らしいです(*'▽')
藤の花の甘い香りも半端なく
香りにむせ返りながらお写真を撮られたと想像(笑)
万葉時代へタイムスリップしたかのような
幻想的で美しい光景、楽しませていただきました♪
おいりでお化粧した藤ソフトクリームがゴージャス
これも届けて欲しい~~~(笑)
by raomelon (2021-04-29 12:42)
藤の花を、そのまま一房天ぷらにしたら
美味しそう!といつも思うのは私だけ?(笑)
by caveruna (2021-04-29 12:57)
藤並香衣さんのブログを見てきたら、こちらでも!!^m^
いやいや、藤原氏そのものですよ。藤はww
天皇家に絡みついて権力を我が物にしてwwww
なーんて書くと、また春日大社の神様たちにいじめられるのでこの辺にしておこう^m^
(毎回ケンカ売ってくるのはお前だろと言われそう)
でも、本当に素敵だなあ〜
白色もいいですね。幻想的で圧倒されます。
by リュカ (2021-04-29 14:22)
万葉植物園、正直大したことないんだろうと思ってて本当にごめんなさいです><
(鹿の化身の方から春日の神様にとりなしておいてくださいませ)
本当に極楽浄土もかくや、と思えるぐらいの美しい風景!!
「私、いきてますよね?」と自身に問いかけたくなるのはもしや
高見の郷と合わせて今年すでに二回目では???
体が半透明になってきていませんか?大丈夫かー!?(^▽^;)
「万葉」と渋い名前の植物園なのに
ファンシーなおいり付きのソフトクリームにもびっくりです( ´艸`)
藤に集まってくる蜂さん(特に黒い顔のヤツ)羽音がすごくて怖いです。
悪い人じゃないと聞いてますがやっぱりビビっちゃいますwww
by ちぃ (2021-04-29 15:43)
春日大社に行くと、ちらっと見かけるだけでスルーしてしまう場所でした。
藤の時期には、こんなに綺麗な風景が見られるのですね。
by ヨッシーパパ (2021-04-29 19:39)
いつも拙ブログへのコメントありがとうございます。
”藤”といえば「足利フラワーパーク」が有名ですが、
ココも勝るとも劣らなく見事ですね。
「足利フラワーパーク」にも ”藤ソフト” ありました(^^)
by johncomeback (2021-04-29 20:03)
池の周囲の藤が見事ですね。
私はうっかり足を踏み外しそうです(^^ゞ
by kuwachan (2021-04-29 21:51)
夜のライトアップとかはないんですか?
夜だと鬼滅の刃っぽいのにな。
by mau (2021-04-29 22:56)
某アニメの鬼は近寄れないと・・・
藤波の 得意技は ドラゴンスープレックス(余裕の字余り)。
by tai-yama (2021-04-29 23:25)
これは見事な藤でやすね!
棚じゃないところに作られているのが、高低差があって、特にいい景観だと思いやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-04-30 17:07)
すごいです 綺麗~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
紫から白へのグラデーション、同じ藤でもいろんな色があるんですね。
ここまで見事な藤棚は見たことがありません!
水辺の黄泉の国はすばらしいですね~微かに逆さ富士…藤が見えますよ(*^^*)
藤の香り、嗅いでみたいです。
そしてyamatonosukeさんのように鼻の穴に詰めたいです。
by ミケシマ (2021-04-30 18:49)
≫藤並 香衣 さん
翌日でいらっしゃいましたか!
また記事を楽しみに拝見させていただきます☆
今は無理はしないでカメラはまた来年のお楽しみということで(^^♪
同じ風景を共有できたことを嬉しく思います。
by yamatonosuke (2021-04-30 23:15)
≫あおたけ さん
花のシャワーはナイスな表現☆
ここぞとばかりに体にいっぱい浴びてきました(笑)
萬葉植物園はひっそりしてますのであまり知られていないもよう・・・
春日大社の巫女さんの藤の髪飾りはぜひ間近で見てください(笑)
月夜の晩に藤を眺めながら水辺をゆっくりと歩いてみたいものです(^^♪
はい!藤ソフトは色だけでなく味も藤なのです。
ハンター(鹿)に狙われないように注意が必要です(笑)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:16)
≫ぼんさん
ひっそりしてますので普段はあまり人気がありません(笑)
藤ソフトはまさに春日大社名物です(^^♪
by yamatonosuke (2021-04-30 23:17)
≫Boss365 さん
藤が見れることを願っております☆
国内最古の1つとありましたので諸説あるかも・・・
白い藤はほんと可憐で心が浄化されましたよ(笑)
スマホ撮影ということもあり夕暮れ時は写真はちょっと暗めになりました(^-^;
ライトアップされたらもっと幻想的な世界が広がるでしょうね。
藤ソフトをなめながらボーっと夜間鑑賞したいです♪
by yamatonosuke (2021-04-30 23:18)
≫raomelon さん
長い花房は首に巻き付けたいくらいです(笑)
美しい風景と共に香りがお届けできないのが残念(≧◇≦)
水辺と藤の花ってどこか俳句的な要素を感じしみじみとします~
ほんとひと時の万葉時代を堪能したような優雅な時間が過ごせました(^^♪
藤ソフトクリーム(おいり入り)はきっと古代人も食べたことでしょう(笑)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:19)
≫caveruna さん
天ぷらにして揚げちゃいますか!
藤ソフトに続き藤天丼の発売もあるのか(笑)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:19)
≫リュカ さん
春日大社の砂ずりの藤は藤並香衣さんブログでお楽しみください(笑)
初めて藤の花の性質を知りましたがまさに藤原氏ですね。
綺麗な花にはトゲがあるとはよく言ったものだ(^-^;
白い藤は清楚で可憐でリュカさんにぴったりです(多分)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:21)
≫ちぃ さん
萬葉植物園は日頃はひっそりとしてますからね・・・
でもこの藤のシーズンだけはたくさんの人で賑わうのですよ♪
そしてたった今春日の神様からお許しが出ましたのでご報告申し上げますm(__)m
2ヶ月連続であの世に行きそうになりました(笑)
もしかしたらそろそろ鹿の姿に戻る日が近いかもしれません。
いや、きっとおいり付きの藤ソフトは万葉の時代も食べていたでしょう☆
スズメバチは怖いですがミツバチはちょっとかわいい~(´▽`)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:22)
≫ヨッシーパパ さん
普段はひっそりとしてますので仕方ありません(笑)
でも藤のシーズンはとっても賑わうのですよ(^^♪
by yamatonosuke (2021-04-30 23:22)
≫johncomeback さん
足利フラワーパークも行ってみたい藤の名所です。
しかし時代背景はどこにも負けません(笑)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:23)
≫kuwachan さん
水辺を取り囲むように咲く藤がとてもボリューミーでした。
鯉のエサにならないようお気をつけください(笑)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:23)
≫mau さん
残念ながら夜のライトアップはないみたいです・・・
月明かりだけでもきっと美しいでしょう☆
by yamatonosuke (2021-04-30 23:24)
≫tai-yama さん
もしかしたら春日大社にそういう意味もあるのかも・・・
藤浪の得意な球種は危険球(笑)
by yamatonosuke (2021-04-30 23:24)
≫ぼんぼちぼちぼち さん
小さな東園ですが見渡す限り藤だらけです☆
棚ではなく棚田みたいになって見ごたえありました。
by yamatonosuke (2021-04-30 23:25)
≫ミケシマ さん
キラキラがいっぱいの萬葉植物園でした☆
さすが最古の植物園だけあって藤の種類も豊富です。
藤棚の下で見上げながらお弁当食べたい(笑)
残念ながら逆さ藤は微妙ですが(^-^;
鼻には詰めてませんよ、向こうから入って来ただけです・・・
by yamatonosuke (2021-04-30 23:26)