一乗寺~西国三十三所第二十六番札所~ [西国三十三所巡礼]
前回からの続きで『道の駅とうじょう』から西へと進路をとり、
約45分ほど走れば西国三十三所第二十六番札所『一乗寺』が姿を現します
ここも山寺感(^-^;
車だったので難無く到着することが出来ましたが道中は軽い山越えで、
昔の人は歩いてお参りしていたのかと思うと尊敬の一念。
しかし車で来れるのはここまでで昔の人と同じく長い石階段を上がらなけばなりません
※拝観料500円・駐車場300円
ジェットストリームアタック・・・(;一_一)
ご覧いただけるような石階段が踊り場を挟んでこの先に3つ連続で待ち受けており、
午前中に訪れた『播州清水寺』から少し右膝が痛むもの、
ここまで来て引き返してはならぬと見えぬ本堂を目指して拝観スタート。
ちなみに拝観ルートはこんな感じで最終的には”賽の河原”を目指したいと思います↴
それでは人生を踏みしめるような気持ちでゆっくり石階段を上り、
1つ2つと越えたところで国宝の”三重塔”が姿を現したのでちょっと休憩
どっしり安定感(^^♪
平安末期(1171年)に建てられたこちらの三重塔は日本でも十指にはいる古塔とされ、
上の層ほど屋根や軒出が小さくなっているので安定した調和美をかもち出します。
紅葉の季節はもっと優美の姿を見せてくれるでしょうね
なお1941年(昭和16年)ごろに解体修理が行われたもようです。
吉幾三(`・ω・´)キリ
では本堂が見えてきたので力を振り絞り最後の石階段へと差し掛かると、
やはり疲労が蓄積されていたのか膝の爆弾がうずき出し、
途中で曲げ伸ばしなんかしたりして今までの倍以上の時間を掛けてなんとか登段
見あげると舞台造りの立派な”本堂”が迎えてくれますが入口は裏手になります↴
靴を脱いで(^^♪
初代の本堂は650年に創建されたといわれますが現在の本堂は四代目で、
江戸時代の1628年に姫路藩主により再建されたもの。
平成に入って半解体修理も行われているので真新しい組木も見られますが、
基本的には重厚感のある古刹の雰囲気を残す本堂でございます
堂内もいい雰囲気(=_=)ナムー
山号でもある法華山の開山は前回の『播州清水寺』と同じく法道仙人で、
御本尊の”聖観世音菩薩”は西国三十三所の御本尊でもあります。
残念ながら秘仏なので見ることは出来ずご開帳も不定期とのこと・・・
調べてみると前回は2008年ごろで22年ぶりのご開帳だったみたいです。
そして天井には江戸時代のものという木札が打ち付けられており、
「札を打ち付ける所」=「札所」
という由来になっているそうですよ
上からも美しい~(´▽`)
山の背景に溶け込む三重塔がとてもよく調和されておりまさに日本の心。
これからも末永く巡礼の霊場であり続けてほしいものです。
では”奥の院”を目指すと平成23年の大雨で上部で土砂崩れが起きたらしく、
河川改修とダム建設工事で回復されましたが参道の苔がスゴイ!
間違いなく革靴やヒールではすってんころりなのでお気をつけください
ひっそりとした奥の院にあるこちら”開山堂”にて法道仙人が祀られており、
周りには龍・獅子・紅葉に鹿などの建築彫刻を施した上質の建物で、
厚く閉ざされた扉はたびたびご開帳されるとのこと。
ご開帳の時は大勢の人が集まると思いますが誰もおらず雰囲気半端がない・・・
こっちも半端ない・・・(;一_一)
そして奥の院の一番奥にあるのがこの”賽の河原”となりまして、
前述したように大雨の影響でダムが出来ておりますが、
大岩の下にお地蔵さんがたたずみ供養の小石がバランス良く積み上げられています
賽の河原は死んだ子供が行く所といわれる冥途の三途の川の河原とされているので、
もしかしたら子供を亡くした親御さんが積まれたのかもしれません。
あまり長く居る場所ではなさそうなので手を合わせてゆっくりと下山しましょう~
膝を大事にゆっくりと受付まで戻ると三匹の猫がお出迎え
そして一匹は人馴れしているのかどんどんこっちに近づいてくるじゃありませんか!
猫のぬくもり~(´▽`)
足元に可愛く座り込み撫でてと言わんばかりに背中を向けるので、
背中を撫でてからお尻をポンポンとするとどんどん突き出してくる(笑)
さらには頭を撫でたりゴロンとなったのでお腹付近もわしゃわしゃと戯れますが、
10分ほどすると晩御飯の用意が出来上ったのか、
今までのふれあいが噓のようにすくっと立ち上がり去っていくのでありました
では思いがけない猫とのふれあいもあった『一乗寺』を後にして、
最後は身を清めて帰ろうと日帰り温泉へ向かいますがその模様は次回のブログにて~
<御朱印>
<一乗寺>
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【約45分ほど走れば】
なかなかな遠出ですね。お疲れさまでしたー。
by あとりえSAKANA (2021-03-22 01:05)
石段・・・長い・・・修行じゃぁ(^∇^;)
三重塔は、重厚感があるね。他の建物も良いですが。
三匹の猫も居るんだね~
人馴れしてるニャンコはいいニャ~
私も触れたいです(^O^;)
by 英ちゃん (2021-03-22 02:12)
「三重塔」国宝としての存在感がありますね。
歴史の重み、そして、バランスの取れた建築美が見事ですね(^_^)
by ぼんさん (2021-03-22 06:21)
これまた敷地が広いお寺ですねw
膝はその後すすり泣いているでしょうか?(^-^;
木造感120%で趣のある古いお寺のようですね。
金ぴかに建て替えられた真新しいお寺よりありがたみを感じます。
by marimo (2021-03-22 09:04)
最近「吉幾三」が頻発しておりますな(笑)
ひとつ、弟子の真田ナオキ君(ラブ)もよろしく♪
by caveruna (2021-03-22 10:50)
とにかく高低差と階段がはんぱない感じですね。
足腰・膝が丈夫でないと、お参りもできませんなぁ(^▽^;)
猫ちゃんのマイペースっぷりも笑えます!
by よーちゃん (2021-03-22 11:48)
舞台造りの立派な”本堂”重厚感が半端ないですね。
お写真からも、厳かな雰囲気が伝わって来ます^^
国宝の”三重塔”も素晴らしい~
見下ろす三重塔もまた美しいですね(*'▽')
長い石階段を上っての参拝は大変そうですが
すりすりしてくる猫ちゃんに癒されましたね(=^・^=)
その後、膝は大丈夫でしょうか?
お大事になさってくださいね。
by raomelon (2021-03-22 11:57)
こんにちは。
一乗寺「ジェットストリームアタック」大丈夫ですか?
「最後の石階段」踏ん張りましたね。お疲れ様です。
本堂、良い雰囲気、登った甲斐がある穏やかな印象です。
聖観世音菩薩のご開帳を出来ずは残念ですが、リベンジあると推測です。
「三匹の猫がお出迎え」癒されるニャンズですね。
御朱印、左文字が読めませんが、個性的な印象です!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-03-22 13:07)
自然に囲まれた山寺は
落ち着いた味わい深さがあるものの、
斜面にあるため石段がハンパ無いですね(^^;)
石段のジェットストリームアタック・・・
いったい何段の「オレを踏み台にしたぁぁぁ」を
クリアすればいいのでしょうか(笑)
平安末期に建造された三重塔は
その繊細な木組みが素晴らしくて見ごたえありますね!
本堂の舞台づくりも立派で、
見た目の印象的にはこちらのほうが、
清水寺っぽい気がします(^^)
膝に負担をかけて山寺修行(?)でしたが、
最後はニャンコの温もりに癒されましたね♪
by あおたけ (2021-03-22 14:48)
膝に爆弾!
上りも大変ですが実は下りが辛かったりしませんか?
足指の骨折のこともあり余計に無理がかかったのではと心配しましたが
お参り後は湯治に向かわれた様で安堵しております(笑
雰囲気が半端ない山寺、霊感など皆無な私も「なんかいる!」と
感じたことは何度もあります。
誰かに見られてる?様な感覚も。
それが霊場たる所以とも思われるので心静かにお参りして帰ることにしております^^
最後はにゃんこさんとの濃厚接触!
「おっちゃんよりごはん」の「ツン」もあり猫との触れ合いの醍醐味を体験されましたね(≧艸≦)
by ちぃ (2021-03-22 16:21)
1分も走れないおらは どうしたら良いんじゃろ?
この過激な道 人生の鍛錬かも知れません。
猫ちゃんたち おらが付き合ってる 野生の猫とちがい
ほんわかしてていいわ
by ゆうみ (2021-03-22 18:28)
拝観料500円・駐車場300円は田舎の山寺にしては・・・
と思いましたが、その価値は充分にある古刹なんですね。
御朱印も素敵で、いつか参拝したいと思いました。
by johncomeback (2021-03-22 19:44)
次の御開帳は2040年かな?ギリギリ階段を登っていける歳かも(笑)。
実は、賽の河原のダムも小さな石を積み上げてできたもの
だったり。
by tai-yama (2021-03-22 23:24)
静かで心が落ち着きそうなお寺です
そしてこちらのお寺も広そう
賽の河原まで行かれたのですね
旦那さんが退職して時間が出来たら33か所は行きたいのですが
足腰をちゃんと鍛えておかないと上るのが大変そうです
by 藤並 香衣 (2021-03-23 00:20)
花粉症も酷いし、膝にも自信がないのでこの石段は無理ー
尊敬します。
by mau (2021-03-23 00:57)
石段を見ただけで、脚がプルプルきそうです…笑
by 拳客の奥様 (2021-03-23 10:58)
すごいですね~お疲れさまでした!
骨折の後遺症には響きませんでしたか?
三重塔も立派ですね。佇まいから歴史を感じます。
賽の河原のなんとも切ない光景のあとに飛び込んできたにゃんこたち(≧∇≦)
可愛いですね~yamatonosukeさんの猫好きを見抜いている!
ツンデレが激しかったようですがそれがおネコ様…諦めるしかないでしょうT_T
←道の駅とうじょうのエビフライ定食美味しそうでした。
ダジャレも飛び出してウキウキ感が伝わってきましたよ♪
by ミケシマ (2021-03-23 17:25)
≫あとりえSAKANA さん
街中ではなくのんびりドライブだったので気持ち良かったですよ(^^♪
by yamatonosuke (2021-03-23 23:10)
≫英ちゃん さん
まさに修行の長い石段でした(^-^;
それぞれに歴史を感じる、そんな重みのある伽藍でした。
三匹の猫は一匹だけがとてもアグレッシブ(笑)
ご飯の時間でなければ1時間こうしていたでしょう♪
by yamatonosuke (2021-03-23 23:11)
≫ぼんさん
国宝と聞くとどっしり感が三割増しです(笑)
一乗寺のスカイツリーと言ってもいいでしょう(^^♪
by yamatonosuke (2021-03-23 23:11)
≫marimo さん
山奥のお寺は境内が広いことを西国巡礼で学びました(^-^;
膝はその後落ち着いてますがまだまだ不発弾(笑)
三重塔からの舞台造りの本堂は落ち着いた雰囲気で安心感あります♪
by yamatonosuke (2021-03-23 23:12)
≫caveruna さん
気合を入れるときは吉幾三!
真田ナオキ君の使い方がわかりません・・・
by yamatonosuke (2021-03-23 23:12)
≫よーちゃん さん
ここを毎日お参りしてたら強靭な足腰が出来上がるでしょうね☆
猫ちゃんのマイペースっぷりもまた萌えです~
by yamatonosuke (2021-03-23 23:13)
≫raomelon さん
石階段を上ったら見える本堂は「よう来たな」と出迎えてくれているようです(^^♪
舞台造りから見下ろす三重塔からの山景にとても癒されました。
そして最後には労いのスリスリをしてくれる猫ちゃんの登場!
これには膝の痛みも忘れて思う存分たわむれる(≧◇≦)
膝は静かになりましたがまだまだ不発弾・・・
by yamatonosuke (2021-03-23 23:15)
≫Boss365 さん
膝にダメージを負ったものなんとかジェットストリームアタックを克服しました(^-^;
舞台造りの本堂のいい雰囲気が後押ししてくれたようです。
聖観世音菩薩のご開帳までお互い元気に頑張りましょうね♪
三匹中一匹のニャンズだけがとてもアグレッシブ(笑)
御朱印は本堂の扁額にもなっている「大悲閣」だと思います☆
by yamatonosuke (2021-03-23 23:16)
≫あおたけ さん
山寺は境内が広い、上りがしんどいを西国巡礼で学びました(^-^;
ジェットストリームアタックはなんとか克服しましたが膝にダメージが・・・
ここを毎日お参りしてたらガンダム並みの強靭な足腰が形成できるでしょうね(笑)
三重塔は重厚感のある組木がどっしり感をさらに演出!
紅葉の時期はさらに重厚感がアップするかもしれませんね(播州だけに)
たしかに舞台造りの本堂は清水寺っぽいかも~
でもここは高さはなので何度でも飛び降りれる(笑)
修行から戻ったyamatonosukeをニャンコが癒してくれました(^^♪
by yamatonosuke (2021-03-23 23:17)
≫ちぃ さん
はい!下りの石階段のほうが膝に負担かかります。
でも前寺同様に周り道スロープがあったので何とか回避(^-^;
その後の湯治で膝はおとなしくなりましたが不発弾を抱えていると思って気を付けたいと思います。
お寺や神社はとくに誰かに見られている感ありますよね。
なので普段はしないのに脱いだ靴をちゃんと揃えたりして(笑)
手を合わせるとスーッと憑き物が取れたように感じました(^^♪
ニャンコはご飯の時間でなければあと1時間は触れ合っていたでしょう。
ちなみに雨が振り出したので傘をさしながらです(笑)
by yamatonosuke (2021-03-23 23:18)
≫ゆうみ さん
私も1分も走れませんがなんとか登り切りました(^-^;
毎日お参りしてたら強靭な足腰が出来上がるでしょうね♪
猫ちゃん「ほら撫でろ」って感じでした(笑)
by yamatonosuke (2021-03-23 23:18)
≫johncomeback さん
こんな田舎で駐車料金取られるとは思ってませんでした・・・
まあ重要文化財の保存に役立つと思えば良しとしましょう(^^♪
石階段を上る前は入念に準備運動を(笑)
by yamatonosuke (2021-03-23 23:19)
≫tai-yama さん
2040年にこの階段を上がれるようお互い頑張りましょう♪
塀みたいなダムですがそう考えると雰囲気壊さないですね。
by yamatonosuke (2021-03-23 23:20)
≫藤並 香衣 さん
当たり前ですが山寺は上りが多いことを西国巡礼で学びました(^-^;
でも俗世間から遮断されたような物静かな雰囲気はどこの山寺にもあって落ち着きます。
信貴山を定期的にお参りされているのできっと大丈夫でしょう(^^♪
by yamatonosuke (2021-03-23 23:21)
≫mau さん
花粉症に人にはこの時期は辛いお参り(≧◇≦)
でも冬はかなり冷え込むと思うのでそれはそれで・・・
by yamatonosuke (2021-03-23 23:21)
≫拳客の奥様 さん
下山したころにはきっと生まれたての子鹿のように脚がプルプルでしょう(笑)
by yamatonosuke (2021-03-23 23:22)
≫ミケシマ さん
もうすっかり骨折のほうは完治いたしました☆
いっぱい歩いて丈夫な骨にしたいと思います。
山の中にたたずむ三重塔は歴史を感じる重厚な建物(^^♪
賽の河原から出迎えてくれたにゃんこは「ほら触れ」って感じで目の前にちょこんと(笑)
もちろん遠慮なくあちこち触りまくって来ました~
ツンデレは鹿様で馴れていますので大丈夫ですよ(笑)
道の駅とうじょうではご当地名物がいっぱい食べれて大満足(^_-)-☆
ダジャレはおっさんが浮かれていたということで~
by yamatonosuke (2021-03-23 23:23)