奈良の雑貨とカフェBAR『ことのまあかり』で奈良の日本酒飲みくらべ☆ [奈良・ご当地グルメ]
近鉄奈良駅から徒歩5分圏内のところ、
東向き商店街又は小西通りから少し入ったところにひっそりと佇むのが、
奈良の雑貨とカフェBAR『ことのまあかり』でございます
店舗はインド国旗とイージーパンツに挟まれた細い階段を上がった2階で、
店頭看板には前回に食べたホットケーキが再開の文字も
(その記事⇒奈良の雑貨カフェ「ことのまあかり」でホットケーキを食す♪)
奈良っぽい格子戸もいい感じ~(^^♪
久しぶりに個性的なホットケーキも食べたいところですが、
とりあえずは全メニューを見てからと颯爽と階段を上がります。
後から写真を見返すと1階の面白雑貨屋も気になる(笑)
テーブル席が5つくらいあり占有率は土曜日の午後4時で50%ほど。
そのほとんどが女性が席巻してますが、
すぐあとから男性1人が入店されyamatonosukeもほっとひと息
カーテンも天平文化(・・?
前回の記事を見てもらった分かると思いますが、
こちら『ことのまあかり』は奈良や古代をふんだんに取り入れているお店。
ちなみに入り口付近には可愛らしい雑貨もいっぱい販売されていて、
カフェ使い以外にも雑貨を見るだけでの入店も可能です。
くずもち美味しそう~(´▽`)
きなこと黒蜜で食べる”くずもち”はもちろん吉野の本葛が使用されており、
シャベルスプーンで食べると発掘調査している気分に
葛界の最高峰と言っても過言ではない吉野本葛の”くずもち”ですが、
yamatonosukeは何度も食べたことあるので今回は見送り。
その他に前回パンケーキはもちろん、
フランス菓子”カヌレ”やあすか燻製工房”ホットドッグ”などがありますが、
その中でも目に留まったのは”須恵器でおつまみ”という天平BARMENU
これ食べたいぞ(ー_ー)!!
奈良時代に食べられていた蘇・鴨肉・栗のおつまみセットで、
器も女帝・元正天皇の時代に使われていた特徴を模した須恵器で提供。
須恵器は鹿児島県の「琴鳴堂」に製作依頼したという、
奈良時代を彷彿させるたいへん店主のこだわりが詰まったシロモノ!
こんな逸品を目にしたからには食べないわけにはいきません
日本酒もあるのか(ー_ー)!!
てっきりソフトドリンクだけかと思いきや、
メニューには日本酒や地ビールなどもラインナップされています。
日本酒にはお猪口に一杯ずつ3種類選べる”飲みくらべセット”もあったので、
【大峰山・いるか・慶雲 長龍】
の奈良の日本酒3種類を”須恵器でおつまみ”と一緒にオーダーです
明石焼きみたいに木製トレーにのって登場(笑)
照明が薄暗いので写真うつりが悪いのはご了承ください。
ではまずは一番左の”大峰山”(純米酒)からいただきたいと思います
キリっとした飲み口(`・ω・´)
ちょっと冷やしたガツンと主張してくる味わいは、
普段あまり日本酒を飲まないyamatonosukeにとって十分なパンチ力!
まさに”大峰山”の名に相応しい力強い1杯なのでございます。
鼻にぬける芳醇すぎる香りも相まり、
お猪口1杯だですがそのポテンシャルを存分に感じる日本酒
次に真ん中の”いるか”(純米酒)へ手を伸ばします
キンとして爽やか(´▽`)
こちらはキンキンに冷やされて提供され、
先ほどの”大峰山”よりはアタリは弱くとても飲みやすい感じの日本酒。
そしてあとから追いかけてくる上品な風味がまたいい~
奈良県産のお米を主体に造られており、
そのネーミングからも蘇我入鹿の明日香村の光景が目の前に広がります
では最後に一番右の”慶雲 長龍”をいただくことに
ちょっと甘い(・・?
常温で提供されたせいかも知れませんがアタリは柔らかい印象で、
飲み口は甘い中にも深いコクを感じる日本酒。
この味わいは女性ウケ良さそう~
ちなみに慶雲とは704年~708年までの年号で都は藤原京でございます
日本酒3種類のみくらべしましたが、
2番目に飲んだ”いるか”が飲みやすく自分の中では一番の好み!
次回はグラスで飲みたいと思うyamatonosukeでした。
そして日本酒を飲みながら食べた”須恵器でおつまみ”がこれまた凄かった
須恵器の触り心地~(´▽`)
ずっと触っていたいようなサラサラとしたとても気持ちのいい手触りで、
ちょっと奈良時代へタイムスリップしたかのような雰囲気
蘇はざらっとした舌触り(''▽'')
古代のチーズのようなものが”蘇”ですが、
現代のチーズとは違い表面は少々ざらざらとしており、
チーズ臭もほとんどないので知らずに食べたら何か分からないでしょう(笑)
牛乳の甘みも感じほかに例えるなら・・・
残念ながらちょっと浮かばないのでぜひご自分の舌でお確かめください
美味しいかどうかと聞かれると返答に難しいですが、
蘇を食べながら日本酒を飲んでいると奈良時代の貴族になった気分になれます
この鴨美味しい~(´~`)モグモグ
燻製された鴨はとても肉厚ジューシーで、
少しカジリながら日本酒をチビチビ飲むとまさに至福の時間
栗も香ばしくていいおつまみでした。
店内には奈良に関する雑誌やマンガが多数置いており、
待っている間に”奈良市の100年”という図鑑?を閲覧していましたが、
当時の写真付きで大佛鉄道なんかも出てきて読みごたえアリ。
昭和初期までしか見れませんでしたのでまた続きを見に来たいと思います。
ひっそりと佇む大人の隠れ家的な『ことのまあかり』はこれにて退店
店員さんもとっても優しい人で、
いろいろ聞きましたが詳しく教えていただきとてもフレンドリー。
個人的には広く知られてあまり混雑してほしくない場所のひとつですが、
奈良へお越しの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか
ちなみに今回食べた”蘇”ですが、
葛城市にある『ラッテたかまつ』という牧場カフェが作っているそうです。
またいつか訪ねてみたくなりますね(^^ゞ
<ことのまあかり>
営業時間 平日 14:00-20:00
土日 11:00-21:00
※貸切等で変動アリ
定休日 火曜日
住所 奈良県奈良市小西町2・2F
価格:720円 |
これを知っていたら今年8月に奈良に行った際に絶対行ったなぁ。
次に奈良に行くのは5年後の予定だけど忘れないようにしないと。
by johncomeback (2018-12-07 05:55)
変わった名前の”いるか”が気になるな(゚□゚)
by 英ちゃん (2018-12-07 06:32)
すてきなお店ですね♪
くずもちが美味しそう、雑貨も見てみたいです(*^-^*)
by ちぃ (2018-12-07 07:20)
お猪口で飲み比べが出来るのは良いですねぇ♪( ´▽`)
器から拘った奈良時代のおつまみ、
これで¥600は安いかも( ^ω^ )
by ニッキー (2018-12-07 07:32)
旅先で、地酒飲み比べのようなセットがあるとつい飲んでしまいます
(^-^)
おつまみも日本酒に合いそうでとても美味しそうですね(^-^)
by ぼんさん (2018-12-07 07:37)
素敵素敵!オシャレな雑貨屋さんでお茶タイム♪ 器も素材も どれもクオリティーが高いです ゆったりとくつろげる空間 良い時間が過ごせましたね(^^)
by チャー (2018-12-07 08:35)
CARNAVALさんで昔はよく服を買っていましたし、
東向き側の南米のアクセサリー屋さんは今も時々
覗きます。
あれ?アカダマのあったところでしょうか??
近いうちに行ってみたいものです。
by あとりえSAKANA (2018-12-07 10:09)
入口からは想像できない…正に隠れ屋
器にもこだわった”おつまみ”日本酒に合いそうです^^
奈良時代の貴族になった気分で
優雅な時間が過ごせましたね(*´ω`*)
by raomelon (2018-12-07 10:35)
奈良をふんだんに味わえる魅力的なカフェですね。
by タンタン (2018-12-07 13:00)
大人の空間ですね!
教えたくない気持ちわかります^^
鴨の燻製食べたーい!
ファミマの鴨燻製でがまんするかな♪(笑)
by caveruna (2018-12-07 16:33)
「雑貨 カフェ BAR」って看板をみると
ちょっとカオスなお店なのかと思いましたが、
落ち着いたいい雰囲気ですね(^^)
奈良時代のおつまみを再現した「須恵器でおつまみ」、
これは奈良らしくて(?)、面白いです♪
蘇は・・・古代チーズ?
薫製された鴨や香ばしい栗も美味しそうで、
これは日本酒のアテにぴったりですね☆
by あおたけ (2018-12-07 19:37)
その内、縄文式土器で料理を提供するお店が現れたり(笑)。
醍醐も蘇っぽい気がしたような・・・。パンにつけたら美味しい
のかな?
by tai-yama (2018-12-08 20:29)
≫johncomeback さん
もう少し早く行けばよかったですね(泣)
5年後まで残っていることを願います♪
by yamatonosuke (2018-12-08 21:17)
≫英ちゃん さん
”そが”ではなく”いるか”なのがちょといい感じ(^^♪
by yamatonosuke (2018-12-08 21:20)
≫ちぃ さん
知る人ぞ知るって感じのお店です(笑)
くずもちの入れ物も盃みたいで素敵なんですよ~♪
by yamatonosuke (2018-12-08 21:23)
≫ニッキー さん
もう少し大きめのお猪口を希望(笑)
おつまみは蘇があったので値段を見ずに即決しましたが確かに安いかも~
by yamatonosuke (2018-12-08 21:26)
≫ぼんさん
やっぱり旅先ではご当地のお酒飲みたくなりますよね。
案外焼き栗もいいアクセントになって日本酒に合いました~(^^♪
by yamatonosuke (2018-12-08 21:30)
≫チャー さん
そうなんです♪
こちらのお店はメニューはもちろんですが食器類も楽しいんです☆
ですが前回の”ハニワ”の伝票ホルダーなかった・・・
by yamatonosuke (2018-12-08 21:33)
≫あとりえSAKANA さん
下のお店だけでなくこの辺もご存知だったとはさすがです☆
南米のアクセサリー屋がちょっと気になる~
アカダマあったかまた調べに行きますね(^^♪
by yamatonosuke (2018-12-08 21:36)
≫raomelon さん
ちょっと分かりにくく前を通り過ぎちゃいそうになるかもしれませんが、
ぜひ奈良に来られた際は貴族気分を味わってみてくださいね♪
近くに天平衣装のレンタルもありますよ(笑)
by yamatonosuke (2018-12-08 21:40)
≫タンタン さん
メニューも個性的でまた次行くのが楽しみです☆
by yamatonosuke (2018-12-08 21:41)
≫caveruna さん
けっこう若い人もいてこの時は若くない人と半々ぐらいでした(笑)
また忘れた頃にブログに登場させたいと思いますのでその時まで乞うご期待!
ファミマに鴨燻製あるんだ・・・
by yamatonosuke (2018-12-08 21:47)
≫あおたけ さん
壁には仏像の顔や訳の分からない古代新聞など貼ってあり、
けっこうカオスな感じもある店内で、
奈良オタクが集まりそうな雰囲気でした(笑)
須恵器に入ったおつまみは見た目もとても奈良っぽい!
蘇は奈良時代に食べられていたチーズらしいです(^^♪
by yamatonosuke (2018-12-08 21:59)
≫tai-yama さん
縄文式土器のお店あったら行ってみたいです♪
醍醐知らなかったので調べてみたら、
蘇の製造方法を参考にしてさまざまな手法で濃縮・熟成させたモノとありました。
これも一度食べてみたい~
by yamatonosuke (2018-12-08 22:05)