1泊2日で”長野&群馬”へバイクツーリング~世界遺産・富岡製糸場~ [群馬・旅行]
前回からの引き続きとなりまして、
9月22日(土)と23日(日)の【長野&群馬】バイクツーリング2回目。
今回は初日に東京から高速にのってまず初めに訪れた、
群馬県にある世界遺産”富岡製糸場”のレポをお送りしたいと思います
この日は三連休初日の土曜日とあってか、
午後2時ごろの富岡製糸場はたくさんの観光客の姿でいっぱい。
とっても雰囲気のある門構えと看板や、
レンガ調の建物が「富岡製糸場に来た!」って感じでテンション上がります
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まずは受付にて見学料をお支払いですが、
通常1000円のところ友人のJAFカード提示で900円に
(敷地面積 53738㎡/16255坪)
ちなみに2014年にユネスコ世界遺産に登録されたのは富岡製糸場を含む、
・田島弥平旧宅(近代養蚕農家の原型・伊勢崎市)
・高山社跡(技術を広めた民間養蚕教育機関・藤岡市)
・荒船風穴(日本最大級の蚕種貯蔵施設・下仁田町)
で『富岡製糸場と絹産業遺産群』が正式な名称。
荒船風穴なんかは行ってみたいところですが時間がないのでまたの機会に
門から見えていたこちらは”東置繭所”として利用されていた、
どこか奈良少年刑務所(※ホテルに改築中)に似ているような建築物。
その名の通り2階を原料繭の貯蔵庫として使用していました↴
梁がむき出しになっている様式は時代を感じる~
とっても細長いスペースはたくさんの繭が置かれていたんでしょうね
1階は原料課と書かれていて当時は作業場などとして使用。
現在は富岡製糸場の資料館のようになっていて、
富岡周辺は昔から養蚕が盛んで生糸の原料である繭が確保できるなど、
その設立の背景や歴史を学べることが出来ます。
ここには”フランス式繰糸機復元機”なども展示
明治5年には官営富岡製糸場の創業にあわせて、
当初はなんと300釜ものフランス式繰糸機を設置されていたそう~
こちらは平成22年に新たに製作されたモノですが、
岡谷蚕糸博物館には昭和5年まで稼働していたという、
唯一現存するフランス式繰糸機が展示されていので興味のあるかたはぜひ
そして機械が入る前の”座繰器”を使った糸とりの様子も実演!
糸は細すぎて写真では見えませんが、
手で回されながら温められた繭が今まさに糸を上げています。
それをまとめて1本の糸にして巻き取るという昔ながらの方法で、
繭は”蛾”ですがもちろん糸を取られると幼虫の姿が出現とちょっとビックリ
次に訪れたのは”蒸気機関”が展示されている建物
こちらはブリュナエンジン(復元機)と呼ばれるモノで、
富岡製糸場設立の際に導入された横型単気筒蒸気機関。
その役割は繭から糸を繰る器械の動力で、
写真では止まっているように見えますがグルングルンと絶賛稼働中~
(※昔は石炭で今は灯油)
ただし稼働は土日祝12:30~14:30頃までなので行かれるかたはご注意を
次は”西置繭所”へ訪れますがこちらは只今保存修理工事中・・・
ですがヘルメットを200円(JAFカードで100円)でレンタルすると見学可能
東置繭所と同様の役割を担っていた建物で、
建物の構造や大きさなどはほぼ東置繭所と同じ。
ですが一時期は揚返場(乾燥させるために巻きなおす機械)としても使われ、
東置繭所と比べると製糸工程に関わりが深い施設です。
現在進行中の屋根瓦の修理を間近に見ることが出来ますが、
写真撮影はすべてNGなのがちょっと残念
修復作業に興味があるかたにはたまらない場所だと思います。
唯一”西置繭所”で階段の踊り場だけは写真撮影OK。
正面は先ほど訪れた”東置繭所”で”煙突”は昭和14年に建設されたモノです。
現在の煙突は鉄筋コンクリート製ですが、
明治5年の煙突は高さ1mの鉄製の筒を30m以上積み上げたそうですよ
それでは最後に”繰糸所”を見学しますが、
煮た繭から生糸を巻き取る”自動繰糸機”が規則正しく並ぶ圧巻の光景!
それまで人の手で行っていた工程がすべて自動化され、
繰糸全体の管理・調整や枠の交換や、
糸が詰まったり切れたりするのを直すのが人が行う主な作業となりました。
もちろん冷房設備がない時代だったので、
繭を煮ていることもあって夏場はとても暑かったでしょうね
見ているだけでも暑くなってきたので外に出ると、
目の前にあったのは”女工館”と呼ばれる建物。
日本人の工女に技術を教えるために雇われたフランス人女教師の住居で、
廻廊様式のベランダが付いているあたりがなんとも洋風チックですね
では富岡市のゆるキャラ”お富ちゃん”と記念撮影をしていただき、
約1時間ほどの富岡製糸場の見学をこれにて終了したいと思います。
糸の作り方なんかを間近に見れて、
ちょっと製糸に詳しくなったようでとても勉強になりました
ではまたバイクへ戻りこのあとは碓氷峠から軽井沢へ抜け、
本日のホテルのある上田市へと向かいますが続きは次回のブログにて(^^ゞ
<富岡製糸場>
開場時間 9時00分~17時00分(最終入場 16時30分)
休場日 年末(12月29日~31日)
見学料 大人1000円
住所 群馬県富岡市富岡1-1
群馬県富岡市イメージキャラクター お富ちゃん ミニフィギュア[プラム]《取り寄せ※暫定》 価格:640円 |
※出掛ける前にこちらも要チェック
富岡製糸場には悲しい歴史が詰まっていますが行ってみたい場所です スケールが大きいですね
by チャー (2018-09-30 07:10)
富岡製糸場には3年前に行きました。
JAFカードで割り引きになるのは知らなかったなぁ。
JAFの優待って結構あるようですが、表示してないから
気づかないんだよなぁ。
by johncomeback (2018-09-30 07:19)
yamatonosuke さん
こんにちわ~(^^
写真仲間と3人で世界遺産に登録される前に
富岡製糸場へ行ってます。
懐かしく拝見させて戴きました(*^~^*)ゝ
by makkun (2018-09-30 11:06)
富岡製糸場、一度行ってみたいと思いつつ
観光客の多さに躊躇してます(⌒-⌒; )
横型単気筒蒸気機関、稼働時間をしっかり覚えて
いつか訪問しようっと( ^ω^ )
by ニッキー (2018-09-30 12:04)
なんであれが国宝指定されているのでしょうかね。イマイチ解らんです。
by deepredcocktail2 (2018-09-30 12:58)
数年前に行きましたが、今でも結構混でいるのですね!
by ma2ma2 (2018-09-30 18:30)
私は、2年前に見学に行きましたが、往復の電車の切符とのセットを購入しました。
駅前にお富ちゃんの像はありましたが、ゆるキャラは見かけませんでした。
by ヨッシーパパ (2018-09-30 19:14)
距離を見ると結構ありますが、荒船風穴は意外と近いですよ。
信号少ないし、車も比較的少ないので・・・
繭は臭いとかなんとか。作業員は大変だったみたいで。
by tai-yama (2018-09-30 21:57)
富岡製糸場はかなり前に見学しました。今は世界遺産になってとても賑わっているようですね。
お写真を拝見し、操糸所の機会が本当に圧巻だったのを思い出しました。
by TakiHaru (2018-09-30 22:03)
富岡製糸場、東京からだといつでも行けると思いまだ訪れたことが無いです。
「自動繰糸機」が整然と並ぶ光景は本当に圧巻で、自分の目でも見てみたくなりました(^-^)
by ぼんさん (2018-10-01 08:34)
≫チャー さん
時代をタイムスリップしたみたいですが若干人が多すぎてノスタルジックさには欠けます(笑)
観光するなら屋根の修理が完了したあたりがオススメ(^^♪
by yamatonosuke (2018-10-02 00:11)
≫johncomeback さん
3年前だと世界遺産に登録されたばかりでもっとすごい人だったのかな。
JAFカードは受付のかたから尋ねてこられたのでとても親切です。
by yamatonosuke (2018-10-02 00:13)
≫makkun さん
そうだったんですね。
写真のお仲間同士でしたらたくさん撮られたのでしょうね(^^♪
by yamatonosuke (2018-10-02 00:15)
≫ニッキー さん
そうですね♪
やっぱり訪れたからには蒸気機関見たいですよね。
でも西置繭所の屋根が完成したらもっと観光客が増えそうな予感・・・
by yamatonosuke (2018-10-02 00:19)
≫deepredcocktail2 さん
厳しいご意見ですね。
ただ建物内に空調設備があったのはちょっと違うかも。
by yamatonosuke (2018-10-02 00:20)
≫ma2ma2 さん
三連休の初日はけっこうな観光客でした。
平日はどうなのかな~
by yamatonosuke (2018-10-02 00:22)
≫ヨッシーパパ さん
電車で駅から行くのも風情がありそうでいいですね。
駅前にお富ちゃんの像があったのか・・・
ゆるキャラは三連休だったからかも?
by yamatonosuke (2018-10-02 00:24)
≫tai-yama さん
荒船風穴近かったんですか・・・行けばよかった(>_<)
繭の臭い!確かにあんなに大量だと物凄いかも。
by yamatonosuke (2018-10-02 00:26)
≫TakiHaru さん
やっぱり自分も世界遺産に登録されていなかったら訪れていなかったかも。
富岡製糸場で一番見たかった操糸所に思わずスゲーと声をあげちゃいました(^^♪
by yamatonosuke (2018-10-02 00:29)
≫ぼんさん
いつでも行けると思うとなかなか行かないものですね。
「自動繰糸機」が置いてある場所は目をつむると工女の姿が(^^♪
by yamatonosuke (2018-10-02 00:31)
富岡製紙、近いからいつでも行けると思って、
まだ行ってない・・・
by caveruna (2018-10-02 18:35)
≫caveruna さん
近いとなかなか行かないものですね。
こんにゃくパークとかいう面白そうなスポットも近くにありましたよ♪
by yamatonosuke (2018-10-03 22:20)