めはり寿司と生まぐろを食べる~総本家めはりや・和歌山店~ [和歌山・ご当地グルメ]
※2017年8月19日の記事
突然ですが皆さま”めはり寿司”ってご存知ですか?
めはり寿司とは古くから南紀熊野地方に伝わる郷土料理で、
簡単に言えばご飯を高菜の葉で包んだおにぎり。
山仕事で食べるお弁当として始まったとされ、
その大きさから”目を張るように口を開ける→めはり”となったそうです。
そんなめはり寿司ですが
大阪・心斎橋にあったお店には良く通っていたましたがあえなく閉店。
(※お店はありますが持ち帰りのみ)
それ以来10年ほど食べていなかったのですが、
和歌山県新宮市にある創業37年の老舗店、
「総本家めはりや」の和歌山店があると聞きつけ今回お邪魔しました
アクセスはJR和歌山駅東口から徒歩ですが、
大きな道路を真っ直ぐ歩くこと約3分で到着という立地。
ビルの1階にひっそりとした感じで店舗を構え、
看板をよく見ると”目めはりや”にも見えますが”めはりや”です。
軒先に樽酒の樽が置かれ夜の営業はお酒メインのようだったので、
(※このときは午後5時すぎ)
食事だけでも可能か店員さんに尋ねると快くOK。
快諾をいただいたところで暖簾をくぐり入店します
2014年にオープンした店内は小奇麗
隣の席では三世代のご家族が楽しそうにお食事中で、
聞こえてきた会話では地元の常連さんのようです。
子供さんからすると”めはり寿司”はソウルフードかもしれません
メニューには”めはり定食”の文字があり惹かれますが、
この日は暑くてものすごく汗をかいたので”豚汁”の文字にちょっと尻込み
なので単品で”めはり寿司”をオーダーしますが、
店内だと1個からでも注文も可能ということ。
こちらのお店は初めてで1個の大きさが分からず悩んでいると、
店員さんが持ち帰り用のサンプルを持って来てくれます。
これがまさに目を見張る大きさ!
とまではいきませんが4個も食べる自信がなく3個でオーダー
紀州勝浦産地直送の”生まぐろ”や”くじら”も美味しそうです
”くじら”食べてみたいところですが、
やっぱりここは大好きな”生まぐろ”の刺身をオーダー。
「総本家めはりや新宮本店」はメディアにもちょくちょく出ているようで、
2015年には宮川大輔さんの”満点☆青空レストラン”にも登場。
新宮を訪れた際は本店にもぜひ立ち寄ってみたいですね
ほとんど待たずに”めはり寿司”が運ばれてきました
青々とした高菜の葉がぐるっと巻かれ、
山仕事のお弁当が始まりというのが分かるような気がするビジュアルです。
陶器の皿にのって出てきましたが、
やっぱり当時は竹の皮で包んでいたのかな?
では500円玉と比較してその大きさをご確認ください。
ソフトボールくらいを想像していたかたもいたかも?
実際は大人の男性の”げんこつ”くらいの大きさです。
さっそく目を張るように口を開けていただきます
中にも高菜の葉が詰め込まれていて、
”めはりや秘伝のタレ”でご飯と共に味付け。
甘辛いタレ(醤油と味醂かな?)が高菜とよく合い、
パクパクとあっという間に1個完食してしまいます
こちら勝浦産直”生まぐろ”はめはり寿司と一緒に提供。
普段は冷凍まぐろしか食べてないのでワクワクして口の中へ
冷凍特有の水っぽさはもちろんなく、
まぐろの旨味がギュッと詰まった赤身は舌触りも滑らか~
生臭も全然感じない”本物のまぐろ”を堪能しますが、
もう奈良のスーパーのまぐろは食べれないかとちょっと不安に・・・
極上の”まぐろ”をおかずに残り2個の”めはり寿司”もペロッと平らげ、
なんとも贅沢な食事を堪能しました
和歌山を訪れた際はまた立ち寄りたいお店になりましたが、
ぜひ奈良にも出店してくれることを心より願います<(_ _)>
<総本家 めはりや>
ホームページ⇒http://www.mehariya.co.jp/
「新宮市」総本家めはりや めはり漬け 400g【冷凍便※冷凍便対象品以外同梱不可】 価格:889円 |
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