終点の貴志駅で❝駅長ニタマ❞がお出迎え~和歌山電鐵貴志川線~ [和歌山・旅行]
※2017年8月17日の記事
前回ブログからの続きとなり、
和歌山電鐵「貴志駅」(たまミュージアム)の模様をお送りします
その駅舎は昔の古民家風でまるで猫顔のよう~
これには訪れた観光客もパチパチと写真を撮りまくり、
ニャンとも可愛らしい駅舎です
そして駅の出入口付近には名誉永久駅長「たま」が鎮座。
残念ながら2015年に永眠されましたが、
今日の和歌山電鐵の人気を作った最大の功労者。
ここでちょっと「たま駅長」の誕生ヒストリーを
もとは貴志駅隣の小山商店の飼い猫でしたが、
貴志川線開業に伴い公道に置いてあった小屋を撤去しなければならず、
困った小山商店は開業セレモニーに訪れた和歌山電鐵の社長に直談判。
立派な”猫ぶり”に心を打たれた社長ですが、
ただ駅舎においてあげるわけにはいかないとなんと駅長に任命。
とくに何をするということはなく駅舎にいるだけですが、
イベント事には駅長として出席していたようです。
(※報酬は年棒制でキャットフード1年分の終身雇用)
全国初”猫の駅長”誕生のニュースは全国を駆け巡り、
現在では海外からの観光客も訪れほどの人気スポットに!
話題作りという面も多少はあったかもしれませんが、
スタートは保護する目的での駅長就任だったなんて社長格好良すぎ
この人気に1番驚いているのは社長ご本人かもしれませんね。
そして「スーパー駅長」(後にウルトラ駅長)になった”たま駅長”ですが、
多忙のうえ高齢だったのでその手助けするために、
初めての部下「ニタマ」が誕生
当初は貴志駅から5つ離れた「伊太祈曽駅」(いたきそ)の駅長でしたが、
たま駅長の後継として”たまⅡ世駅長”を襲名し、
2015年8月からこの「貴志駅長」に就任です
(※今はスーパー駅長という課長職)
「ニタマ」の名前の由来は三毛猫でたまに似ている「似たま」から。
たま駅長生存時は部下?だったので、
”二番目のたま”という意味合いも込めれているそうです
そして貴志駅全体が<たまミュージアム>になっており、
往年のたま駅長の写真など飾られ今でも愛されているのが実感できます。
このガラス窓の向こう側のお土産屋は冷房が効いているせいか、
「ニタマ駅長」はそっちのほうに体を向けてお休み中
なのでお土産屋に入っての駅長室を撮影
息をするたびに大きく動くお腹を触りたい衝動・・・
もちろん一応仕事中なので邪魔をしてはいけません
さてお土産屋に入ってしまうとそこにはたま関連のグッズだらけ!
なるほどこういう販促だったのかと、
思わずニヤリとしながら「たま守り」をつい購入してしまいます
お菓子や梅干しなども販売しておりお土産屋は観光客で大盛況
前日のブログでもお伝えしましたが、
乗って帰る「たま電車」まではまだちょっと時間があります。
ご覧の通り30分に1本なので、
こちらも駅構内にある「たまカフェ」で少々を時間つぶします。
そこでオーダーしたのは「たまのかき氷」なるモノ
レモンのかき氷の上に猫の顔をしたアイスクリームが乗っている、
可愛さ満点ですが値段は660円と全然可愛くありません
味はビジュアル系のいたって普通の味のかき氷です。
(※魚肉ソーセージだからホットキャットというホットドッグもありました)
貴志駅周辺の施設案内板の「産直市場とってって」が気になりましたが、
この日はそこまで行く時間がなくあえなく断念。
貴志駅前にはレンタサイクルもあるみたいなので、
今度はじっくりと時間をかけて訪れたいと思います
約1時間ほどの貴志駅滞在でしたが、
前から会いたかった「ニタマ」に会え大満足です。
まぁ他にはこれといった見どころのない貴志駅ですが、
猫好きや電車好きの方には楽しめると思いますよ(^^)/
※貴志駅には駐車場はなく伊太祈曽駅のコインパーキングのご利用を、
伊太祈曽駅には駅長見習い「よんたま」もいます。
【和歌山電鐵株式会社】
ニタマ&よんたま勤務日⇒http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/
【観光やホテルはトリップアドバイザーの口コミから】
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