中西与三郎の梅蜜みぞれ(奈良町だんご付き)かき氷☆ [奈良かき氷ガイド]
※2017年8月9日の記事
約1ヶ月ほど前に記事でも紹介したパンフレット、
で気になっていた「寧楽菓子司中西与三郎」へ先週の日曜日に訪れました
この日も夏の猛暑の奈良地方は絶好のかき氷日和
その店頭にはかき氷のディスプレイと旗がなびくなか、
町屋風の建物の暖簾をくぐり入店です
一歩店内に入るとそこは、
築100年は経っていそうな町屋を改造したいい雰囲気で、
手前ではお菓子を販売し奥が「六坊庵」といわれる飲食スペース。
いわゆる”うなぎの寝床”と呼ばれるように奥がとっても長~い造りです。
六坊庵は靴を脱いで上がる”小上がり”のスタイル。
テーブル席が5席ほどとそんなに広くはありません。
訪れたのが日曜日だったので混むのがイヤで、
午前10時半(営業時間は9時半~)に訪れるとラッキーなことに先客は1組だけ
落ち着いた雰囲気はとっても奈良町っぽい
せっかくなのでここは庭園を眺めることができる席に座り、
優雅にかき氷を楽しみたいと思います。
大和茶や苺(古都華)のかき氷も美味しそうですが、
で見た「梅蜜みぞれ」しかもう目に入りません。
もちろんガイドにあった名物”奈良町だんご”をトッピングしてのオーダー!
カラフルなトッピングとは無縁ですが、
いい意味で”ならまち”らしい大人なかき氷ではないでしょうか。
角盆からも木のぬくもりを感じなんだかほっこり
奈良町だんごは甘さを含ませるため、
氷用にシロップ漬けにするという丁寧なお仕事
ちなみに味は小豆・味噌・大和茶となっております。
梅で有名な奈良・月ヶ瀬の梅で作ったちょっと果肉の残ったシロップと、
和三盆糖の上品なシロップとのコラボは繊細な味わい。
甘酸っぱくてサッパリのなかにもコクがあります。
甘ったるいかき氷が苦手なかたには超オススメの一杯で、
もちろん氷も上質なので頭がキーンとなることもありません。
”だんご”も甘ったるくなくとても繊細で上品な味わい。
中にあんこなどは入ってませんが、
いい歯ごたえで甘みがじわっと溢れ出ててきます
店舗でも販売しているのでお土産用にも良さそうです。
最後はうどんのように器を持ち上げズズズーと平らげ完食
一見シンプルに見えて実は奥底に相当なポテンシャルを持つ、
そんな滋味深いかき氷、ごちそうさまでした~
「中西与三郎」店内には竃など町屋の風情も残しており、
ならまち散策の休憩処としての雰囲気も申し分ありません。
外に出ると風を感じない盆地特有のムッとする暑さ
とくに”ならまち”は建物が密集しているせいか風をあまり感じません。
この季節に散策されるかたは熱中症には十分ご注意くださいね(^^)/
<寧楽菓子司 中西与三郎>
営業時間 9:30〜18:00
定休日 不定休 (休業日はお問い合わせ)
ホームページ http://www.naramachi.jp/
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