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奈良のコスモス寺といわれる般若寺へ☆ [寺社仏閣]

※2017年6月9日の記事




平城京の北東方向にある「般若寺」へ行ってきました。


アクセスは近鉄奈良駅からが一番近いですが、


徒歩で目指すと30分以上はかかります・・・


なのでいつもお世話になっている”ナコーレンタサイクル”へ駆け込み[ダッシュ(走り出すさま)]



※利用される方はナコーレンタサイクルHPクーポンをお見逃しなく


奈良公園を東大寺方向へ自転車をコギ柳生へと向かう道に出たところを左折し、


しばらく進むと”奈良坂”と呼ばれる坂に差し掛かります。


しかしこの坂を立ちコギで上るほどの体力は持ち合わせていません[あせあせ(飛び散る汗)]


汗ばむ陽気の中フーフー言いながらも坂の頂上付近まで上ると、


やっと「般若寺 楼門」がお出迎え[ぴかぴか(新しい)]


ファイル_000.jpeg


「楼門」はとっても重厚感があり鎌倉時代に造られた国宝です。


楼閣づくりという意味の楼門建築では日本最古のモノで、


屋根の”そり”具合が繊細で美しく絵になります。


ちなみに”奈良坂”をずっと進むと京へと続くので、


京街道」といわれているそうですよ[るんるん]

では楼門から直接は中に入れないので、


もう少し北へ進んだ所にある拝観受付へ。

(無料駐車場あり)


拝観料を納め境内に入ると色とりどりのコスモスがお出迎え[ぴかぴか(新しい)]


ファイル_002.jpeg


この般若寺は別名”コスモス寺”とも呼ばれ、


10月には「コスモス花あかり」も開催されるそうです[るんるん]


そして受付でいただいた資料によると、


「般若寺」は聖武天皇が平城京の鬼門鎮護として伽藍を整備。


確かに鬼門といわれる平城京の北東方向にありますね。


寺名の起こりは”大般若経”を納めたことからだそうで、


平城宮遷都に際し重要な役割を果たしたお寺と言えるでしょう~


本堂」は戦国の兵火で焼けた金堂の跡地に再建されました。


御本尊は獅子に騎乗した”文殊菩薩”で、


もと経蔵の秘仏本尊でしたが現本堂の再建と同時に御開扉されました。


本堂内は撮影禁止なので残念ながら写真はありませんが、


とても穏やかで神々しいお姿でおのずと心鎮まります[るんるん]


ファイル_001.jpeg


御本尊が眠っていた「経蔵」はこちらも鎌倉時代に造られ、


お経の全集である”一切経”(5500巻)の800巻が収納され現存。


そんなスゴイ物があるとは外からは伺い知れませんね[あせあせ(飛び散る汗)]


かんまん石」と呼ばれる石は石上の不動明王を表す種字(梵字)、


「カーンマーン」にちなんで名付けられたそうです。


そして石の出っ張りにお腹や背中を押し当てると、


”健康増進”の御利益あるといわれるパワーストーン!


もちろんお腹を当てその御利益を授かります、合掌。


十三重石宝塔」は奈良時代に平城宮のため、


聖武天皇が大般若経を地底に収め建てたと伝えますが、


現存の塔は1253年頃の建立。


東面薬師・西面阿弥陀・南面釈迦・北面菩薩の四方仏が刻まれ、


石塔東面の礼拝所から御本尊を拝みます。


ファイル_003.jpeg


最後はまたコスモスに見送られ「般若寺」を退出。


今度はコスモス祭りの日に訪れたいな[るんるん]


奈良の中心地から少し離れているので人も少なめで、


のんびりと拝観することが出来る静かなお寺でした。


すぐ近くには奈良市には珍しい「植村牧場」があったり、


旧奈良少年刑務所」なんかもあったりするので、


ぜひ併せての観光がオススメです。

(般若寺は広くないのですぐ見終えちゃいます!)


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