”岸和田だんじり会館”でだんじり体験ツアー☆ [大阪・旅行]
※2017年4月26日の記事
3館共通入場券(700円)を利用して、
次は岸和田城からすぐ近くの、
『岸和田だんじり会館』を訪れます☆
入り口では大きな提灯がお出迎えの大きな建物。
私は自転車なので問題ないですが、
駐車場はなくとなりの市営駐車場は有料です。
「だんじり会館」利用者は無料になるかどうかは未確認なので、
車で来館時には直接お問い合わせ下さい。
入館すると1階はお土産や写真が飾られたロビーとなっており、
本格的な見学は2階からなのでエスカレーターで上がります♪
するとたくさんの提灯を着飾った大きな、
「紙屋町だんじり」がお出迎え☆
”だんじり”(山車)はその町ごとに作成され、
このだんじりは紙屋町で曳行されていた約150年前に完成したモノ。
近代のモノとは異なったおもむきを感じさせ、
幕末・明治・大正・昭和をまさに文字通り駆け抜けた、
現存する中でも非常に古い”だんじり”なんです。
上からみたらこんな感じ♪
昼間の街中を駆け抜ける”だんじり”とは対照的に、
夜にはこのような提灯に飾られた華麗”だんじり”が出現。
祭りの華形として長年活躍しましたが、
平成2年を最後に現役を退きこちらに展示。
重厚かつ立体感のある彫り物も周囲に施されています。
古いものは中国風の様式が主流でしたが、
時代が進むと戦国時代の合戦模様が多く、
だんじりの荒ぶる気風にマッチした絵柄へと変化していったようです。
見学していると横にある大型マルチビジョンで、
”だんじり祭りハイライト”の上映が始まりました♪
昼間の道路を走り引きする様子はド迫力!
(イメージ図)
大屋根では華麗に舞う大工方を乗せ、
曲がり角では勢いよく走り抜けていく様子をたっぷりと上映。
大きな観覧席も設けらる模様は、
やはり”だんじり祭り”のメインイベント。
民家が両端に迫ったせまいS字の道も見事に駆け抜けて行きます。
約10分ほどで映像は終了~。
ぜひ一度は実際に目の前で見てみたいものです♪
上映後は”だんじり”があと2台展示されているので見学☆
こちらの「沼町だんじり」は、
明治34年の製作で平成13年に会館へ寄贈されました。
彫り物師・櫻井義國氏による、
近代だんじりの代表格にふさわしい仕立て。
こちらは「五軒屋町だんじり」は、
現存する岸和田型最古(1804年~1829年製作)の地車。
木製の車輪や大屋根が上下にスライドする様子は、
江戸期の特徴がはっきりと示された”だんじり”です。
2階で3台の”だんじり”と映像を見たあとは3階へ☆
「ミニだんじりギャラリー」ではだんじりのミニチュアを展示。
下の階では販売もされていてその価格は!
2万円也~。
この価格設定が高いか安いかは・・・個人の判断にお任せ。
3階にはその他に”大工と彫り物師の匠”の技紹介や、
各町のだんじり資料を展示する”だんじり今昔資料館”など。
では階段を上がり4階へ☆
祭りへの町の誇りがあらわされた全町の”はっぴ”と”提灯”を展示。
そして常設された”だんじり”へ実際に乗れる体験コーナー
実際に使用したものではなく特別に製作したもので、
外された大屋根に乗れば”大工方”になった気分が味わえます♪
私も乗ってみましたが靴下だととても滑ります
だんじり衣装に身をまとった案内のかたに尋ねると、
「足袋の底にはタイヤのラバーが付いているんですよ♪」
と実際に見せていだきますが、
それでも素人の私にはとても不安・・・
改めて高い大屋根で舞う大工方の凄さを実感~。
それと「3Dだんじりビジョン」では、
専用メガネで立体感のある祭りの様子を上映中。
わずか5分ほどの短い映像ですが臨場感あり迫力満点!
車載カメラの目線もあって、
”だんじり”に乗っているような気分が味わえます♪
あっという間に閉館時間となりましたのでこれにて退館。
ニュース映像でしか見る事のなかった「だんじり祭り」ですが、
その魅力を知り、
実際に見たくなったのは言うまでもないでしょう(^_^)/
※今年の開催日は9月17日、18日ですが、
年によって日は変わりますのでご注意ください。
【トリップアドバイザー】
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