レンタサイクル”だんじリン”で岸和田城へ☆ [大阪・旅行]
※2017年4月25日の記事
前回ブログで牛滝温泉で癒されたあとは、
せっかく岸和田まで来たので”岸和田城”を見に行こうと思います。
しかしながら地図を見てみると、
歩いて行くには少々距離がありそう・・・
なので南海・岸和田駅近くにあるレンタサイクル、
「だんじリン」を利用することに☆
駅前駐輪場に併設された「だんじリン」ですが、
その名称はおそらく”だんじり祭り”と”チャリンコ”を合わせたモノでしょう。
こういうダジャレは個人的には好きです♪
そして利用料金が1日200円と格安!
(利用時間は6時半~21時まで、身分証要)
その料金設定にはちょっとした秘密がありました。
なるほど。
そういえば岸和田には競輪場がありましたね!
競輪資金が地域振興に運用されるのはいい事。
確認はしてませんがおそらくレンタサイクルの運用にも役立っていることでしょう。
奈良競輪場の資金運用も気になるところです。
では気持ちのいいサイクリングをスタート
南海電車の線路沿いを泉佐野方面に、
そして突き当りを右に曲がり岸和田高校を横を抜け走ること約5分で、
「岸和田城」のお堀へ到着☆
ここからは天守閣・石垣・堀がきれいに見えるいい景色♪
大阪城や姫路城と比べるとそれほど大きな天守閣ではありませんが、
堂々とたる姿はなかなか見応えアリです。
では”二の丸庭園”に自転車を止め、
「櫓門」から城内へとまいりましょう~。
短い通路を抜けると天守閣はすぐ目の前☆
三層の鉄筋コンクリート造りの天守閣は、
文政10年(1827)の落雷で焼失したあと昭和29年に再建されたモノ。
秀吉が家臣の中村一氏を城主として、
紀州の根来寺勢力を一掃した拠点となった城です。
豊臣家滅亡後は岡部宣勝が入城し、
以降は明治維新まで13代にわたり岸和田藩5万3千石を治めました。
そして江戸時代は大坂の南の守りとして、
幕府の西国支配に岸和田城は重要な役割を果たしたお城です。
天守閣前に見えるのは一風変わった、
「八陣の庭」と呼ばれる庭園☆
横からだとあまりよく分からないので上から見みようと、
天守閣へ上がりますがもちろんここからは入場料が必要。
「岸和田城」だけなら300円ですが、
「岸和田だんじり会館」(600円)と、
「きしわだ自然資料館」(200円)の、
3館共通入場券が700円とかなりお得♪
入館時間が全て午後4時までですが、
時間的にはあと一つ回れそうなので共通券を購入。
天守閣の階層内にはその歴史が見れる展示物がズラリ
しかし写真NGで時間もあまりないのでここはサラッと見学して最上階へ。
そしてこちらが天守から見下ろした、
「八陣の庭」の全景です☆
昭和28年に庭園設計の第一人者”重森三玲”氏によって設計された、
諸葛孔明の八陣法をイメージした庭園です。
大将の石組を中心に、
天・地・風・雲・龍・虎・鳥・蛇の石組を配置。
伝統的な水平方向の眺めだけの日本庭園だけでなく、
上からの眺めも意識された現代庭園の画期となった作品です。
本来の八陣法は敵を攻める陣形ではなく、
平和確立のために外敵から守るとされた陣形、
作者の平和への願いのこもった貴重な庭園なんですよ♪
いいモノ見たあとは東西南北の景色もご覧ください☆
東側の風景~。
山の向こうは日本プロ野球の4番”筒香選手”の地元和歌山県橋本市。
北側の風景~。
岸和田高校のグランドでは部活に励む高校生。
天気が良ければ”あべのハルカス”も見えるかな♪
西側の風景~。
大阪湾の海がすぐそこ。
こちらも天気が良ければ”明石海峡大橋”が見れるかな♪
南側の風景~。
ずーと行って山を越えると和歌山市です♪
やっぱり天守最上階は眺めがよくて気持ちいいですね。
もっと見ていたいところですが、
次へ急がないといけないので階段を下り「岸和田城」をあとにします。
自転車をとめていた「二の丸広場」は小さいながらも木々や芝生がきれいで、
お弁当がとてもよく似合う☆
そして次に向かうのは、
やっぱり岸和田といえば”だんじり”ですね!
なので「岸和田だんじり会館」へとまいりますが、
その模様は次回ブログにて♪
【トリップアドバイザー】
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