奈良・吉野千本桜へ原チャリツーリング~きぬ巻時雨寿司~ [奈良・ご当地グルメ]
※2017年4月19日の記事
先週の土曜日に訪れた模様で前回からの続きです。
”吉野口駅”へ寄り道してまで買いたかった駅弁というのが、
タイトルにもある『きぬ巻時雨寿司』という駅弁でした☆
”吉野口駅”の構内で明治44年から100年近い歴史のある、
老舗店「柳屋」が販売する知る人ぞ知る吉野名物の駅弁なのであります♪
間もなく”食べログ”で調べたオープン時間の午前7時になりますが、
フォームにある売店はいっこうに開く気配がありません
吉野口駅員さんに尋ねてみますが、
「そんなに早く開いたかな~?」
との事でこの後の予定を変更しなければならないかもと、
ちょっと不安がよぎります。
そこで「柳屋」の店舗が、
”吉野口駅”から約50mほど行った場所にあるので直接訪れることに☆
自動ドアが開くか心配でしたが押して見るとちゃんとに開き、
「いらっしゃいませ~♪」
の嬉しい掛け声に思わずホッと。
出てこられた店員さんに”吉野口駅”売店の時間を尋ねると、
「これから私が担いで走りますよ~♪」
と午前7時オープンに間違いなかったようです。
本当は駅のフォームで”駅弁”として購入したかったのですが、
もうこのまま店舗にて購入します☆
ちなみに”駅弁”自体の誕生とは、
諸説ありますが一般的には1885年(明治18年)に、
宇都宮の旅館白木屋が梅干しの入ったオニギリにごま塩を振りかけ、
タクアン2切を添え竹の皮に包んだもの。
当時は5銭で販売されていたと言われています。
今や”駅弁”は全国で約2000種類以上もあり、
旅の演出には無くてはならないアイテムの一つですね♪
お目当ての「きぬ巻時雨寿司」の他、
お店の代名詞にもなっている「鮎すし」や「柿の葉寿司」なども美味しいそう♪
なんでも”吉野川の鮎”は桜鮎といわれ、
古くは京都御所へ貢納し歌舞伎”義経千本桜”にも出てくるブランド鮎です。
メニューにある「産比米」(むすめ)などは、
お好みで多種との盛り合わせも可能ですが、
今回は「きぬ巻時雨寿司」の単品を購入
これは下千本エリア”吉野駅”で食べようと初めから決めていましたので、
駅弁を持参して再び原チャリを走らせます。
いい風景の吉野川沿いを走ること約30分ほど、
吉野山の入口「近鉄・吉野駅」に到着☆
到着時刻は午前7時半過ぎでしたが、
まだまだ観光客はさほど多くは見かけません。
この先に吉野山へと続くロープウェイ乗り場があり、
ロープウェイからは満開の桜が楽しめます♪
(昨年秋の記事⇒奈良・吉野の紅葉散歩~日本最古のロープウェイ~)
※帰り際(午前11時ごろ)にも通りましたが、
ロープウェイ乗り場まで駅から長蛇の列でした
ではベンチに座り桜を眺めながらの、
お待ちかね”駅弁タイム”といきましょう☆
包装は地味めで昔ながらの田舎の駅弁って感じ。
ドキドキしながらいざオープン!
原チャリ移動で箱の上にちょっと寄ってしまいましたが、
おぼろ昆布で包まれた見た目もきれいな押し寿司♪
これでなんと480円なんです。
「雨上がりのAさんの話」の番組内で紹介された時には、
バネラーの”ケンドウコバヤシさん”もその価格設定には驚いていました。
中には”あさりの時雨煮”が入っています。
口に入れた瞬間にふわふわおぼろ昆布が溶け、
いい香りが口の中いっぱいに広がり、
あさりの時雨煮も素朴でいいお味。
酢飯との相性も抜群でパクパクと箸が進みます。
桜を見ながらのなんて贅沢なひと時・・・
ともかく<山>が似合うお弁当はこの他にはないでしょう
朝ご飯にはちょどいいボリュームで、
何と言ってもそのコスパは最高。
ただシンプルな味なので最後のほうは飽きてしまうかもしれませんので、
柿の葉寿司などと盛り合わせにしたほうがいいかも♪
ではお腹いっぱいになったところで、
これより「千本桜」を見に吉野山を原チャリでどんどん登っていきますが、
その模様は次回ブログにて♪
【トリップアドバイザー】
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