レンタサイクルで巡る京都~蹴上インクライン~ [京都・旅行]
※2017年4月4日の記事
それでは「新福菜館」で名物ラーメンを食べたあとは、
川端通りを鴨川沿いに北へと自転車を走らせます☆
この川端通りは桜の木がたくさん植えられており、
まだまだツボミ(4月1日)ですがそれでも咲いている桜がチラホラと。
写真を撮りに来ている方もたくさんおられて、
本番はこれからですが目を楽しませてくれる絶好のサイクリングロードです♪
京都市内は北に向かって緩やかな上りになっているのですが、
さほど苦になる上りではありません
それよりも気になるのはサイクリングするにはまだちょっと季節が早かったかな?
川沿いという事もありあたる風に肌寒さを感じながら、
しばし”七条”辺りで休憩☆
鴨川の中洲では魚でも狙っているのか鳥が羽休め。
いつまでも眺められるのんびりとしたいい風景です♪
あまりのんびりともしていられないので再スタート
再び川端通りを北上すれば人通りの多い四条通を通り抜け、
三条の交差点に出たところで右折します。
三条通を東方向へ蹴上に向かいますがここからはけっこうな登り坂・・・
電動アシスト自転車にしておけば良かったとちょっと後悔
なりふり構わず立ちコギで必死に登ってくると蹴上はもう目の前!
(翌日はふくらはぎ筋肉痛)
ゴールが見えると元気が出てきますね
ハアハアいいながらも立ちコギで一気に登りきれば、
京都国際交流会館(KOKOKA)の駐輪場へIN。
目指す「蹴上インクライン」は歩いてすぐのところに☆
「インクライン」とは傾斜鉄道のことで線路があるのはそのなごり。
その両脇には桜の木がたくさん植えられていて、
この日はまだまだ蕾でしたが散策する人で賑わいを見せています。
満開の時期はまさに”花道”と呼ぶに相当する素晴らしい風景でしょうね♪
インクライン(傾斜鉄道)は滋賀・大津から京都を結ぶ、
東海道の難所であった逢坂山や日ノ岡の峠道の難所を、
琵琶湖から水を引き水路を利用して人々や物流運搬をした歴史遺産です。
その運搬船は「三十石船」といわれ、
蹴上船溜から南禅寺船溜までは高低差が大きいため、
船ごとインクラインの台車に載せこの坂を電力動力にて上下運行したそうです。
1891年(明治24年)に運転開始さると北陸や近江、
大阪からの往来で大層賑わい明治44年には約13万人もの渡航客を記録。
しかし時代の流れで鉄道トンネルが出来て、
昭和26年に疏水船運は60年の任務を終えて今の姿になりました。
日本最古のケーブルカーは奈良・生駒ケーブル(1918年)といわれていますが、
ある意味こちらが”日本最古のケーブルカー”といえるかもしれませんね♪
南禅寺船溜からの琵琶湖疏水では、
「十石船」(写真)と呼ばれる遊覧船が運行中
その船上から眺める桜は情緒あるお花見スポットとしてとても人気のようです。
岡崎公園のこの辺りは京都市動物園(写真の石垣右上)や京都市美術館もあり、
ちょっと歩けば平安神宮もあり風光明媚な場所でした(´▽`)
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