原付スクーターで和歌山ツーリング~湯浅醤油蔵見学~ [和歌山・旅行]
※2016年10月4日の記事
和歌山県湯浅町を南北に貫く”熊野街道”(R42)沿いにあるのが、
大きな駐車場に大きな醤油蔵がとてもよく目立つ、
「湯浅醤油有限会社」
紀州(和歌山県)湯浅町は金山寺味噌・醤油の発祥地、
全国では数少ない醤油蔵を無料で見学出来ちゃいます。
大型バスの駐車場もあり観光スポットになっている様子、
これは素通りできませんね♪
見学前にパンフレットに書かれていた醤油の起源。
鎌倉時代に紀州由良の「興国寺」の開祖「法燈円明國師」(ほっとうえんみょうこくし)が、
中国の径由寺(きんざんじ)から径由寺味噌(金山寺味噌)の製法を持ち帰ったのが始まり。
この”金山寺味噌”の醸造過程で、
野菜の水分が樽の上に溜まりとして出てきます。
これを調味料として改良したのが、
現在の醤油の起源「湯浅醤油」といわれているそうです♪
こちらは醤油蔵は工程順の見学ルート☆
「湯浅醤油」の製造工程は、
- 大豆を茹でる(通常は蒸し、ここは古式製法の茹で)
- 茹でた大豆と炒って砕いた小麦を混ぜ麹菌をかけ室で3日間ねかせる
- 茹で汁に塩を混ぜ2と合わせ杉樽に仕込む、これを「もろみ」という
- 「もろみ」を櫂入れし、酸素を樽の中に送り発酵、約1年半から2年間で熟成
- 熟成したもろみを布に広げ最高80段まで積む、3~4日待ちしみ出した醤油が生醤油
- 搾った生醤油を樽に入れ約2週間オリ(不純物)が自然におりるのを待つ
- オリのない上部だけを取り火入れ、その後タンクで冷やす
- 半手動で瓶詰め、ラベルを貼れば完成
熟成樽ではボコっと泡が出たりして、
発酵されている様子が見れてとても面白い。
予約有料制(300円)ですが櫂入れ体験も出来ます♪
醤油蔵見学の出口にはお約束の売店。
たくさんの「湯浅醤油」や「金山寺味噌」など販売されており、
なんと「醤油のテイスティング」が可能☆
使い捨てスプーンに1滴垂らして味見しますが、
それぞれ塩分濃度や味が違って個性的。
「魯山人醤油」が1番人気だそうですが、
私は塩分控えめだけど醤油の旨みがすごく感じた、
「トロ醤油」が気に入ったので1本購入♪
トロではなくマグロにつけていただきました☆
さらりとした薄味の醤油ですがコクもあり、
魚の風味を邪魔しない刺身によく合う醤油です♪
では湯浅醤油に話を戻しますが、
醤油を舐めすぎてのどが渇きます。
うまい具合に併設されている「蔵カフェ」へ☆
ここで想像がつかな珍しいいソフトクリームを発見、
「湯浅醤油ソフトクリーム」をいただきます☆
生一本黒豆醤油をブレンドした甘じょっぱい風味は、
不思議とソフトクリームとマッチしてこれがけっこういけるんです♪
醤油味が足らない方用に”追い醤油”も完備されていました。
(店員さんに上手く巻けないから写真撮らないでといわれましたが載せちゃってスイマセン)
これにて「湯浅醤油」を後にしようとすると、
駐車場に「MAHALO」(マハロ)というバームクーヘン専門店☆
あとで調べるとかなりの有名店らしい・・・
知らずにスルーしてしまったので次回リベンジ。
再び原付スクーターに乗り込み、
海沿いを回って今度は岸壁が美しい「白崎海洋公園」を目指しますが、
その模様は次回ブログにて♪
※その他の商品などの詳細は⇒湯浅醤油公式ホームページ からどうぞ
コメント 0