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安倍文殊院へ参拝~奈良・桜井市~ [大和十三佛霊場巡り]

※2016年9月26日の記事




桜井駅から徒歩で南南西へ。

 

「じゃら〇」のネットでは徒歩20分とありますが、

 

普通に歩いて25分ゆっくり歩くと30分以上はかかります[たらーっ(汗)]

 

まだまだ気温が高い奈良盆地、

 

少々汗を流しながら「安倍文殊院」門前に到着☆

 

ひっそりとした空気と厳かな雰囲気がプンプンと漂うお寺です♪

 
「安倍文殊院」の創建は大化元年(645年)。

 

日本三文殊の第一霊場(天の橋立切戸の文殊、山形県亀岡の文殊)で、 

 

安倍一族発祥の地である当地に大化の改新時に左大臣となった、

 

”安倍倉梯麻呂”(あべのくらはしまろ)が創建した日本最古に属する寺院です。

 

そしてこちらが「国宝文殊菩薩」がおられる本堂☆

 

ファイル_001 (1).jpeg

 

拝観料は700円(お抹茶・菓子付)ですが本堂内の撮影は禁止。

 

本堂は天井が高く大きな文殊様を拝みながらの住職から5分程の説明を受けます。 

 

「本尊文殊菩薩」は木彫彩色騎獅像で高さ7メートルの日本最大国宝。

 

脇士四像を伴った”知恵の文殊”で、

 

鎌倉時代に快慶仏師が造立した代表作です。

 

学業成就にとてもご利益があり、

 

受験シーズンにはたくさんの受験生がお参りに来るそう。 

 


 

今から約800年前に作られた文殊様を霊前にて拝み、

 

何も考えず10分ほどお顔を眺め癒されました~♪ 

 

参拝後は別室にて「お抹茶・菓子」を頂戴します☆ 

 

ファイル_003.jpeg

 

懐紙に乗った菓子は餡子と葛で作ったもの、

 

久しぶりに飲んだ抹茶も口当たり滑らかで両方とも美味しかったです♪

 

一服した後は境内を歩きます☆

 

本堂前には「木瓜(ボケ)の花」が咲いていました~

 

こちらの寺院はボケ封じ霊場としても名高くその由緒にちなんで、

 

「ボケの花木」が植えらているそうです♪

 

少し歩くと文殊池には宝物を公開する為に建立された、

 

金閣浮御堂霊宝館

 

お堂内の拝観は700円(本堂セット1,200円)なのでここは外からの見学。

 

六角形の浮御堂と朱色の橋と池の風景がとても綺麗♪

 

そして「安倍文殊院」は、

 

平安時代の大陰陽師・安倍清明公が出世された寺院でもあり、

 

我が国陰陽道の源流だそう☆

 

境内にはその安倍清明公を祀る「清明堂」があります☆

 

すこし小高い丘の上にあるこの場所は展望台と呼ばれ、

 

清明公が天文観測を行い吉凶を占った地として古来より伝承されている場所。

 

(お堂は2004年に再建)

 

大安や仏滅、十二支や方位など現代にも密着している吉凶の判断は、

 

すべて陰陽道から生まれたものだそうですよ。

 

「清明堂」の正面にある「如意宝珠」の玉石☆

 

ファイル_002 (1).jpeg

 

陰陽道のことは良く分かりませんが、

 

あらゆる願いを叶えてくれる玉のようです・・・

 

ならば一獲千金!ではなく、

 

台の上にスマホを置きこのブログを開いて皆様の健康を祈願しておきました♪ 

 

清明堂から「安倍文殊院境内全体」が見渡せます☆

 

眼下では「コスモス祭」が開催中☆

 

ファイル_008.jpeg

 

最後に綺麗なコスモスまで観賞できるなんて・・・

 

数多くの見応えのある寺院「安倍文殊院」でした♪

 

全部紹介しきれませんでしたが境内には、

 

縁結びの白山堂や文殊院西古墳などのスポットも人気あるそうなので、

 

もっと詳しく知りたい方は「安倍文殊院ホームページ」をご覧下さい。 

 

≪安倍文殊院≫

 

アクセス  JR・近鉄桜井駅より南へ徒歩25分

 

拝観時間   9:00~17:00

 

拝観料    大人700円(お抹茶・菓子付)








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