忍者の里「伊賀」を観光でござる/最終巻 [三重・旅行]
※2016年9月24日の記事
前回ブログからの続きです。
伊賀観光の最終巻は伊賀出身の俳人、
「松尾芭蕉」に関するスポットを巡ります☆
「伊賀上野城」のある上野公園から徒歩約10分、
訪れたのは生まれてから29歳まで過ごしたとされる、
「芭蕉翁生家」
人々からは親しみを込めて”芭蕉翁・芭蕉さん”と呼ばれています。
交通量の多い道路沿いにひっそりと建っているので、
気をつけないと思わず通り過ぎてしまいます♪
表札はもちろん「松尾さん」で一見普通の民家風、
参観料は300円です☆
家の中は畳敷きの土間がある昔ながらの造り☆
奥庭に芭蕉翁が処女句集「貝おほひ」を執筆した離れ、
「釣月軒(ちょうげつけん)」
有名俳人としてのスタートはまさにここから、
静かなとてもいい雰囲気の離れ(書斎)。
その時の情景を思い浮べ今もそこに座っていそうです~
「貝おほひ」を上野天満宮に奉納し江戸へ旅立ちますが、
芭蕉翁が伊賀への帰郷の折にはこちらへ起居したそう。
そして生家西門付近の句碑には、
”古里や臍(へそ)のをに泣としのくれ”
と故郷を思う強い心情がしめされています♪
では「伊賀上野城」のある上野公園にもどり、
芭蕉翁に関する資料がたくさん展示してある、
「芭蕉翁記念館」を見学☆
この日はちょうど「芭蕉と芭蕉忌」の企画展が開催中(10月5日まで)
芭蕉を偲ぶ集いみたいで、
多くの俳人たちが芭蕉忌にちなんだ句などを展示。
俳句ファン必見スポットといえるでしょう♪
(もっと俳句を勉強しておけば良かった
)
![[たらーっ(汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/163.gif)
入館料は300円、写真はNGです。
入り口には「芭蕉翁」の銅像☆
庭にある池を見て芭蕉翁の有名な一句、
”古池や蛙飛びこむ水の音”
を思い出しましてが残念ながら蛙はどこにもいませんでした・・・
そして上野公園内の少し離れた場所にある、
「俳聖殿」(国指定重要文化財)
旅姿の芭蕉翁を建築で表現した日本でも類のない建物で、
日本建築史上でも傑作との呼び声高い八角堂です☆
芭蕉翁生誕三百年を記念して昭和17(1942)年に建てられました。
上層の屋根は笠でその下が顔、
下層の屋根は蓑と衣を着た姿で堂は脚部、
廻廊の柱は杖と脚を表現。
ちなみに芭蕉翁の旅姿がこちら![[バッド(下向き矢印)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/156.gif)
![[バッド(下向き矢印)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/156.gif)
残念ながら「俳聖殿」の中には入ることは出来ませんが、
中には等身大伊賀焼の芭蕉翁座像が安置されているそう。
チャンスがあれば一度拝見してみたいものです♪
今回3ヶ所の「松尾芭蕉」に関するスポットを巡りましたが、
改めて伊賀を愛しそして伊賀のの人々にも愛されているのを実感します。
「松尾芭蕉は伊賀忍者だった」と言うかたもいて真意のほどは分かりませんが、
”偉大な俳人”だったことには間違いありませんね☆
これにて「伊賀観光」はおしまい、
末筆ながら5日間にわたりご覧いただきありがとうございました<(_ _)>
あっ、ブログはまだまだ続きますのでこれからもどうぞご贔屓に♪
※記事内の施設詳細は伊賀観光公式サイト”いがぶら”をご参照下さい
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