奈良の史跡ピラミッド”頭塔”を見学☆ [奈良・旅行]
※2016年7月31日の記事
奈良町界隈から東へ少し歩くと、
建物の中に突如現れる「頭塔(ずとう)」。
奈良のピラミッドとも言われていて、
ちょっとした観光スポットになっています☆
実際に見るとその形はまさにピラミッド、
大正11年(1922)に国の史跡に指定されています♪
「頭塔」は東大寺南大門の南約950mの位置にある、
方形七段からなる土塔。
古くから奈良時代の僧玄昉の頭を埋めた墓との伝説があり、
本来の土塔(どとう)が「頭塔(ずとう)」と呼ばれるようになったようです。
東大寺の僧実忠が土塔を築いたと古文書の記録にあり、
五重塔などと同じように仏舎利を納める仏塔と考えられ、
その役割が「頭塔」にあたるとされているみたいです。
それまでは普通の裏山だったみたいで子供達の遊び場だったとか。
奈良には掘ったら何か出て来たというのは良くある話、
ですが・・こんなピラミッド風な物が出現するなんて近所の人は驚いたことでしょう~
発掘調査は昭和61年から12年間に9次にわたり行われ、
側面にが石仏が配置されていることが判明。
14基の石仏が発見され、
うち9基が国の重要文化財に指定されています。
石仏の上の屋根瓦は直射日光などの保護用。
≪頭塔復元案≫
石仏のある奇数階と屋根瓦の偶数階に別れた頭塔。
数少ない奈良時代後期の石仏として、
美術史上きわめて貴重なものだそうです☆
「頭塔」への見学は有料となっています。
隣接する「ホテルウェルネス飛鳥路」さんが委託されているみたいなので、
こちらのホテルフロントへ協力金を☆
協力金は大人1人300円、
見学時間は9時から17時です♪
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